ブルガリアから南通までの道のり、なかなか遠かった。
首都ソフィア空港からイスタンブールへ約2時間、
イスタンブールから上海へ約10時間。
そこから南通へバスで3時間。
腰が、痛い。←笑。
でも、帰宅して、やっとパソコンで文章が書ける。
ヨーグルト
どこでも行ってみないと分からないことがあるものだけれど、
予習なしのブルガリア旅行では、いろんなことが新鮮だった。
挙げるときりがないんだけれど、例えば、ヨーグルト。
ブルガリアでは、原料の”乳” の種類が多い。
牛の他に、羊、山羊、ヤクなどがあって、それぞれに味と匂いが違う。
そこに、いろんな種類のヨーグルト菌で発酵させているので、各農場によって風味も異なる。
たまたま、広場でブルガリアの自然環境を守るイベントが行われていて、そういう自然農法の小さな農場のヨーグルトが何種類も出ていたので、食べ比べることができた。
チーズみたいな癖のある匂いのものもあれば、まるで日本の牛乳を飲んでるようなさらっとしたものまである。
へえ〜と思ったのが、甘いヨーグルトはほぼないことだ。
酸っぱくてかすかに塩味のものがほとんど。スーパーで売ってる物も。
それを、年とった人ほど朝昼晩におやつにも、一日中食べるそうだ。ナチュラルな甘くないヨーグルトを、ご飯にかけて、ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが、おやつなんだそうだ。最近の若いブルガリア人は、朝ご飯だけヨーグルトを食べる人が多いらしい。
ヨーグルトのスープもある。
どこのレルトランにもあるのが、「タラトール」という冷製スープで、ヨーグルトにキュウリのみじん切りとハーブが入っている。もちろん、塩のみのシンプル味付け。
(火を使わず簡単そうなので、うちも夏の朝ご飯に作りたいと思った。)
「タラトール」↓↓
ラーメン丼くらいのボールで、サラダとパンで軽い食事になる。
ヨーグルト自体が美味しいので、意外と飽きずに大量に食べられる。
ブルガリアのヨーグルト文化は、日本の甘くてお菓子的なものとは全然違うみたいでした。
続く、次で最後。