初めて中国の病院に行きましたー。

まさかの食中毒です!?

とはいうものの、何を食べたのが原因か、はっきりはわかりません。
あやしいのは、日曜の海鮮か、月曜のラーメンです。

日曜日に、呂四に遊びに行って食べた海鮮は、全て火が通っていました。でも、その時、呂四出身の友達がくれたエビが、生だったんですよ。甘エビをお酒に漬けたもので、鍋いっぱい分くらいもらったんです。でも、それは、ちょっと食べた後、日曜のうちに、知り合いにわけてしまいました。

月曜日は、南通大学の日本語学科の学生たちに、交流しながら日本語を教えてあげることになり、南通大学に行きました。主人の中国語の先生が、南通大学の日本語学科の先生なので、そのツテで頼まれたからです。
公園の中のベンチのある日陰に座って、日本語で話しをして、その後、南通大学の中の日本食の店『福澤屋』で、ご飯を食べました。その時は、ラーメンを食べたんですよね。

で、家に帰ってきてから、なんかお腹の満腹感がへんだなと思いつつ、心なしか寒気がするので、体を暖めたくて、熱いお茶をがぶがぶ飲んでました。

ベッドに入っってから、夜中に目が覚めて、吐き気がすごくて、何度ももどしました。胃の中がからっぽになって黄色い胃液だけになっても、胃が痙攣して、吐き気がとまらなかったですよ。そのうち、腸も具合がおかしくなって、朝までずっと眠れませんでした。

ちょっとした食あたりでは病院に行かないんですけど、さすがにひどいなと思い、病院に行く事にしました。
まさかの、初めての中国の病院なので、ちょっと緊張しつつ。

管理人さんが、「タクシーで行くの? じゃあ、私が運転してってあげる」と言ってくれたので、車に乗れるのかと思って、とりあえず着替えて下に下りて行ったら、まさかの自転車!www.

えーっ、自転車に揺られたら、また吐いちゃうかもと思いながらも、好意を無にする事もできず、自転車の後ろにまたがりました。
15分くらい、気分わる~と思いながら管理人さんの背中にしがみついていると、病院に着きました。

入り口には、先に電話して頼んでおいた、診療時につきそってくれる世話役の人(中国人)が待っていました。私は中国語ができるといっても、病気や薬の専門用語には不安があるし、初めての病院だし、頼んでおけば、待ち時間なしで看てもらえます。

いままで聞いたり読んだりした話しでは、中国の病院はとにかく混んでいるので、待合室が野戦病院みたいだとか、診察室開けっ放しで、たくさんの人が後ろで聞いてる見てるとか。ちょっとかんべんしてほしい話ししかなくて、ほんとうかわからないけど、ちょっとビビってしまいます。

急患の窓口に案内されて診察室に入ると、丸顔の先生がいて、話しを聞こうとするんだけど、ついてきた管理人さんが「生のエビを食べたんですよー」って、勝手に診断してる・・・。
「いや、それは日曜日で、昨日は食べてないです。昨日の夜はラーメンでした」って言うと、管理人さんが、「なに? 食べてないの、じゃあおかしいわね」って、また勝手に突っ込んでくる。笑。

先生が聴診器を持ったので、服を捲り上げようとすると、必要ないって手で制されて、服の上から聞いてました。その後、日本だとベッドに寝て、触診っていうんですか、お腹のあちこちを押されて、痛いですか?って聞かれるんでしょうが、それも座ったままで、あちこち押されて、「あー、これは腸炎だね」って。すごく簡単な気がしました。

その後、じゃあ、点滴しましょう。
ってことになって、それも、もうけっこう気持ち悪くて動きたくないのに、別棟の21階に行かないといけなくなりました。(続く)