うちの夫は向上心がありません。
生活のこと、子育て、家のこと、家の中の実務的なこと、親戚づきあい、親とのコミュニケーション…
すべて私がやってきました。
結婚する前、結婚後、
子供が生まれてから、
将来のことについて話そうとしたら、
将来のことは今から考えても仕方ないからもよく言ってました。
お金のことでも本当に苦労させられてきました。
本気で離婚を考えたこと…2回。
細かいことを入れたら数え切れません。
私は男を見る目がありませんでした。
でも、結婚するならこの人だと、、
そのときは思ったのです。
多分、何か学ぶために出会ったと思うし、
問題が起きるごとに乗り越えてきたので、
それはそれで私の「生きる力」は磨かれました。
先日、家計のことで相談をしましたが、
何も言いません。
意見を聞かせてと伝えても、
急に言われても、と何も答えない。
それならまた考えて話してくれるんだね、と終わりにしましたが、
それ以降、夫からその話は出ません。
(気にはしてる様子は見せるけど触れてきません)
私はもう、自分から歩み寄ることに疲れ果てていることに気づきました。
いつも、「私から」です。
私は責任感もあるし、
しっかりしてるから、
もしかしたら私がこの人を「ダメ夫」に育て上げてしまったのかも?と思いましたが、
そんなことはない。
もともと、そうでした。
だから私に「男を見る目」がなかっただけの話です。
私はもう夫には何も求めないし、
期待もしないことに決めました。
でも、諦めたとか、
犠牲心があるわけではありません。
夫のことでイチイチ、心を振り回されることから解放されたいだけです。
ということで、私は自分が心地よくいられるよう気持ちを切り替えて過ごすことにしよう、と決めました。
そして、
これまで見たくなかったお金の「現実」をちゃんと直視しようと覚悟を決めました。
覚悟を決めたと同時に、それについての行動が伴う自分になれてきました。
お金のことは本当に大変な思いをしてきた。
私が原因ではない夫が原因のお金の苦労でした。
その時に「した思い」が私の心の奥底に残ってて、
「現実を見るのが恐い」時期を過ごしてきました。
届いた必要経費や税金の請求書の封をなかなか開けられません。
「なんだろう?」と思って開けたら、
借金の督促状だった…、、
それを見たときのショックや、
一度や二度ではないその経験に、
私はトラウマを植え付けられました。
完全にお金に対して「ブロック」がかかった状態で過ごしてきたので、
経済的に困ってなくても、
お金への恐怖が常にありました。
今回、
そこにちゃんと向き合うことに決めて、
潜在意識へのアプローチをしてみました。
自分の弱さになってしまった部分を克服するために、日々YouTubeを見て、
アファメーションをしたり、
自分にかける言葉を変えたり、
徹底的にやりました。
すると具合が悪くなりました…
現状維持を破壊して変わろうとする自分に対して、
脳の危機管理部が発動…
ホメオスタシスという反応が出たんだと思います。
それでも、
勇気をもって行動し続けることをして、
行動できた自分をとにかく褒めまくりました。
ATMで通帳記入をしてるとき、
「行動できてる私は偉い!」と自分に声掛けをしたとき、
不調が続いていた胸焼けがスーッとなくなりました。
一瞬でした。
それ以降、胸焼けはなくなりました。
そして、
これまで避けていたお金に関する事柄すべてを、
なんの抵抗もなく確認したり、調べたり出きるようになったのです。
そして、
お金に対する気持ちにも変化が出てきました。
「支払う=お金がなくなる」
→支払うことは手に入れる対価という意識が強くなりました。
毎日、蕁麻疹の薬を飲んでいます。
薬代800円を払うとき、
今後1ヶ月間、かゆみに悩まされることなく安心して過ごせます、ありがとう、と
お金を握りしめて感謝を伝えたとき、
私の心にはじんわりと暖かくなり、
何かが緩んでいく感覚がありました。
私も家計についてはあれこれ努力してきました。
でも、貯金なく結婚して、
子育てしながら日々の生活をすることに精一杯で、
夫に家計簿をつけるから一緒にやりくりを確認してほしいとお願いしても、
自分にはわからないからと拒否されて、
寄り添うことはしてくれませんでした。
とうに離婚していてもおかしくありません。
それでも、
私には生活力がなく、
実家に帰ったとしても親とうまくやっていけないのはわかってたし、
一人で3人を育てる覚悟ももてず、
反省する夫…を信じてやってきました。
夫はそれ以降、お金で無茶をすることはなくなりました。
だけど、向上心がないので…
やはり私の心労は続きました。
もうそこに、私は吹っ切れたのかもしれません。
よし、離婚だ、ということではなく、
もう自分の心地よさだけ求めて生きていこうと決められたと思います。
一切、夫に期待する気持ちを手放しました。
よそのご主人さんは…とか、
子育てを終えてふつうなら生活に余裕がでてくる年齢なのに、とか、
他の家庭の「うまくいってるだろう部分」だけを見て自分を惨めにするのではなく、
そういう「よそのこと」も気にせず、
比べることもしない。
そう決めたら何だか楽になりました。
お金に対するブロックは外れてきたので、
「無い」を探す自分から、
「在る」を信じる自分になれてきたし、
すべてにおいて「直感」が働くようになってきました。
何かを買いにいく→材料が全部揃わない→
買うのは「ここ」ではないのだなと潔くそこで買うのをやめる→他の店に行く→前の店よりいいもので全部を揃えられた→満足✨
これも金運アップ✨の兆しです。
お金の使い方に癖があることもちゃんと自覚できました。
夫のせいでお金に苦労してきたけど、
実は私にもお金の課題があった。
夫に期待してしまう気持ちを捨てるとき、
「夫のせいにしてきた自分」の未熟さも捨てました。
すると、夫に変化が起こり始めました。
私が片付けをしていると頼んでないのに手伝いにきたりする。
でも、、
これは私が、
「県外に住み込みで出稼ぎに行こうかな」とか、
「こっちより時給が高い地元に戻って稼ぐことに集中しようかな、最近、もう一度親と暮らしたい気持ちが出てきてるし」とか、
言ったから、
…離婚を言い出されるかも?と思って、
ちょっと行動を改めてるだけだと思います。
もうそこにも一喜一憂しないし、
特に何も思わない。
夫婦の愛が冷めた…のとは違う。
相手を変えようとしてきた自分をやめて、
もう、そのまんまでええやん、、と、
すべてを認めることができたのだと思います。
受け入れたわけではない。
「そのまんま」として見てるだけ。
これって仮面夫婦の始まりなのかなと思うけど、
これも夫婦の形なのかなと、
熟年夫婦のエッセイとか読んで思います。
求めない、
期待しない、
変えようとしない。
結婚して29年、付き合ってからでいうと30年以上、
彼は何一つ……変わってないのです。
これを世間では冷めた、というのかもしれませんね。
でも嫌いになったわけではない。
この感覚の正体がわかるのはまだ先でしょうし、判らないままかもしれません。
でも私は、
これからは「幸せ」になっていく、という根拠のない確信があるんです。
きっと、
アファメーションの効果です。
子供の頃から、
我慢、辛抱、耐える…
これが続き、
惨めな思いもたくさんしてきました。
アファメーションでそのトラウマも解消されつつあります。
支配的だった義父母が最近は下手に出てきてる感じもあります。
私が「気を使う」のをやめたからです。
心遣いはします。
でも、自分を犠牲にする余計な配慮は一切、やめました。
私が自分自身を大切に扱うようになったら、
周りも私を大切に扱うようになりました。
誰かのせいで…がきっかけだったとしても、
そこには「自身の問題」が隠れてるということですね。
私はこれからは幸せになるんだ、
お金はほしい時にいくらでも手に入る!と、
今は思って、
毎日をご機嫌に過ごすことを意識しています。
まだ、
ホメオスタシスが悪さをしますが、
「よし、最高な気分になるためには何をしようかなぁ」
と切り替えてます(youtuberのアドバイス)
これまでの苦労は必要な苦労だったと思います。
それがあるから、
「在る」を見つける&感じられる自分になれてる今です。
私は鏡に向かって自分に言います。
「観月ちゃん、生まれたときから一生懸命に生きてきた観月ちゃんが私は大好きだよ」と。
心にぬくもりが溢れます🍀