昨日・・・

私の祖父が不倫男だった話を書いた

興味を持ってくださる方がいた

息子にそれを言ってみた

 

ねえどう思う?

パパも不倫男

おじいちゃんも不倫男

ひいおじいちゃんも不倫男

 

 

言ってからこれはまずいと思った

「ちなみに〇〇(私の弟)は

おじいちゃんを反面教師に

不倫しないでちゃんとしてるけどね」

私は慌てて付け加えた

 

 

そして・・・

息子は幼い頃の記憶を

話し出した

私の母が私と私の息子と娘を連れて

母の父親の家に押しかけた日のことを

(住込みのお手伝いの女と

駆け落ちして45年?)

 

 

 

私の祖父は

その当時すでに80代後半の高齢

私の母は「あなたのひ孫だよ」

そんなことを私の祖父に言って私の子どもたちを

紹介したそのように記憶している

 

母は自分の父親に

いつも「あなた」という2人称で

話していた・・・

 

私の祖父は私たちの突然の訪問に

飛び上がるぐらいびっくりしていた

 

でも・・・

ひ孫に会ってうれしそうだった

 

 

その時の

普段は人のよい私の母の

自分の父の愛人に対する態度は

私が見たことがないものだった

 

祖父の家に入る時も

「はいるよ」

と私の祖父の愛人に向かって

自分は父親の娘

お前は元うちのお手伝い

そして父親を奪った汚い愛人

 

そんな態度で

母はわざと偉そうに振る舞っていた

そんな母親を見るのは

私の人生後にも先にも

その場面きりのことだった

 

 

私の母は自分が裕福に育ったと

私に言ったことは一度もなかった

貧しい人をばかにしたこともなかった

 

人様に対して傲慢であったことも

決してなかった

 

 

 

 

しかし・・・

自分の父親を奪った女に対しては違った

私が萎縮するぐらい

母はお嬢様然として

かつての自分の家の

お手伝いだった

その自分の父親の愛人に

話しかけていた・・・

 

 

 

そういえば私と娘の

元夫の愛人たちに対する

行動力はここからきているのかも

たった今そう思った・・・

 

 

私の祖父は

あの日・・・

私が母と私の子どもたちと

祖父の自宅を訪れた時

寝ていたが私たちに気づくと

1メートルぐらい飛び上がるほど

驚いていた

 

 

 

あの日祖父が冷蔵庫から

100円そこそこの

スーパーのかぼちゃのプリンを

私の子どもたちに出してくれたこと

 

私も子どもたちも

そのことを鮮明に覚えている

 

 

私と息子と娘の

私の元夫の不倫劇の武勇伝

 

 

それは全てあの

”元祖不倫男”の私の祖父に

繋がっているのかも

改めてそう思うのであった・・・

 

 

 

 

 

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