娘が昨日会った友人の話をする

「私自己肯定感めっちゃ低いから」

その友人は繰り返す・・・

娘はその子のいいところを並べるが

「そんなことはない」

その友人は否定する・・・

 

 

 

娘曰く「その子は子どもの頃

お母さんに褒められたことがないらしい」

「その子すごい美人なのに

『〇〇は美人じゃない』

お母さんからそう言われて育ったらしい」

 

 

一方娘は自分のいいところは

素直に認めるタイプ

 

人から言われたら

「いやいや私なんか」

と謙遜するより

「ありがとう」というタイプ

 

 

「ママが私のことを

肯定して育ててくれたから」

「ママに褒めて育ててもらった」

娘は言う

 

「ママもおばあちゃんから

『〇〇ちゃん(私)はすごい』て言われて

育った」

 

「おばあちゃんに

褒めて育ててもらった」

私は言う

 

 

 

 

 

そんな私の母が一度だけ

私にこんな話をしたことがある

 

 

 

「お母さんの父親(私の祖父)が

あんなことをしなければ

お母さんはお父さん(もと不倫者の私の父)

となんか結婚しなかった」

 

 

 

あんなことって・・・

私の祖父は

自宅に住み込みの20歳の

お手伝いの女と駆け落ち?した(逃げた)

 

 

土地を売って

妻と5人の子どもを捨てて

 

女は妊娠したと祖父に

駆け落ちを迫ったらしい

 

 

その瞬間

母は裕福な家の娘から

父親が不倫していなくなった

不幸な家の娘になった

 

商売をしている家だったから

周りの人たちの噂は

たちまち広がっただろう

 

 

地方の小さなコミュニティーで

あの時代で

私の母が

まともな結婚なんてできないと

思ったのも頷ける

 

 

母の自己肯定感が

一気に下がったことを

容易に想像できる

 

 

褒められて育ったはずの私が

母と同じだめんずと結婚し

気がつけば

自己肯定感ダダ下がりの人生を歩む

(今はもう大丈夫です)

 

それってよく言う

家族の連鎖だよね

私はどうしてもそう考えてしまう

 

娘には絶対

そんな人生を送ってほしくない

だから私はその鎖を断ち切った

だめんずと依存の結婚生活を送る自分に

終止符を打って・・・

 

そういえばうちの祖父の話

ちょっと書いてみようかな

そんな気持ちになった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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