結論から言うと

愛人1号は自分の母親に

私たちが請求した慰謝料の相談など

していなかった

 

 

私がそのことを言うと

女の母親はびっくりした

 

そして

「うちの娘に限って

不倫などあり得ない」と言った

 

「ふたりでさんざん不倫旅行して

お母さんだってわからないわけないでしょ」

私がそう言うと

何か思い出すような

表情をしていた

 

 

「だから私は『仕事手伝うのやめなさい』

って言ったのに」

と女の母親は言った

それは本音らしかった

 

私が二人の不倫者たちのことを伝えるたびに

考える顔をし

そう言えばと

何か思い出しているようだった

 

とにかく私は元夫と愛人1号の不倫が原因で

離婚したことを伝えた

そして保留になっている

慰謝料を払ってもらいたいことも・・・

 

 

途中から女の母親も

事態を把握したようだった

 

 

本来

娘の不倫をその母親に伝える行為は

名誉毀損とかで

また問題になるやつだ

 

 

しかしわたしの場合

あくまでも最初2020年8月

愛人1号に慰謝料請求したとき

「母に相談する」という答えをもらっていた

それをボイスメモにも残していた

 

だから正々堂々と

住民票では自宅である

(実際は住んでいるかどうかわからなかったが)

愛人1号の自宅を訪ねたわけだし

その母親にも慰謝料について尋ねた

 

わたしの個人的な感覚だと

あの母親はわたしと話していて

途中で自分の娘が不倫をしていたことに

気づいたと思う

 

でも・・・

気づいた瞬間顔が変わったけど

それに対し詫びるとか

顔が曇るとか

そんな種類の人間ではなかった

 

 

「うちの娘に限って・・・」

徹底的に否定することに決めたのがわかった

だからわたしも

言ってやった

「お母様も〇〇ですか?」

 

母親の顔がいっぺんに変わった

〇〇とは・・・