息子が来て

 

ラグビー日本VSチリ戦を観ている

 

 

 

 

私は赤ワインを飲みながら

 

息子に食事を出していく

 

 

 

もう元夫のいない日常に

 

私も息子も娘も

 

何も感じなくなってしまった

 

 

 

おとといの娘の誕生日

 

夕方に元夫から娘にLINEがあった

 

 

 

”誕生日おめでとう”

 

私は娘に「既読をつけないで」と言った

 

 

 

 

娘も25歳の大人

 

私がそんなことをいう権利も何もない

 

 

 

 

でも・・・

 

元夫が本当に娘のことを思うなら

 

娘に「何か買ってね」

 

とせめて1万円でも送金できるのでは・・・

 

それができない元夫

 

 

 

 

娘は父親が払わなくなった奨学金を

 

自分で毎月返済している

 

 

 

 

それどころでなく私は

 

自分の愛人が娘を刑事告訴したのを

 

とめなかった父親からの

 

ラインに動揺している娘が不憫だった

 

 

 

娘の誕生日は

 

息子と私が

 

娘の一番好きなケーキ屋さんの

 

極上のケーキでお祝いをした

 

 

 

 

 

私たち親子3人は

 

完全に元夫を家族として手放した

 

 

 

 

 

元夫は自分の子どもたちが

 

自分を完全に見放したことの重大さに

 

気がつけないでいる

 

 

 

私たち3人家族は

 

悲しみを感じることなく

 

前を向いて人生を歩み出した・・・

 

 

 

 

 

元夫は女たちにうつつを抜かし

 

自分の子どもたちをも落胆させる

 

いまだ愚か者のまま

 

 

 

 

 

私と息子と娘はもはや

 

あの人が恋しいなど

 

まったく思わず

 

 

 

 

いきいきと前を向いて

 

新たな人生を進み始めた・・・