こんばんわーーっ

 

今回は、前回投稿した

『MOMENT』の姉妹本

といわれている『WILL』

を読んでの感想です。

 

 

本作を読み終え、

面白い、というか意外だな

と感じたのは本作の題名です。

 

 

あ、念のため、

ネタバレ注意です。

 

 


『WILL』には、英単語で

名詞では主に二つの意味

「遺書」と「意志(思)」

の二つがありますよね。

 

僕は最初、この「will」は

遺書のことだと思っていた

ため、なかなか遺書が物語に

出てこないので、「どうして

『WILL』なのだろう」と

思いました。

 

しかし、

あくまでも僕なりの

解釈ですがこの「will」には

「意志」という意味が大きく、

 

本作の中心となっている、

旅立った人たちの「意志」

なのかな−−−と思いました。

 

 

本作のそれぞれの章では

ある人物が亡くなった後から

始まっているのが

 

不思議なことに、

それぞれの物語にはどこか

亡くなった人の「意志」が

生きている気がします。

 

 

また、『MOMENT』では

神田が語り手でしたが、

本作はその幼なじみの

森野が語り手。

『MOMENT』からは

7年程の時が経っている

というのも見所でしたね。

 

 

ではではこのへんで。

最後まで読んでくれて

有難うございます。

 

コメント待ってまーす!