こんにちわー。二日連続投稿です~~。

 

といっても、毎日投稿する気はなく、

あったとしても三日坊主でしょうね。笑

 

 

荻原浩『明日の記憶』、

休み1日使って読んじゃいました。

 

 

この物語は、若年性アルツハイマーと診断される

男性からの視点で描かれています。

 

そのため、患者の心情を読むことが出来ます。

 

最初に診断されてからそれを受け入れるまで、

そして記憶がなくなっていくことへの恐怖、

また患者からみた介護者や医師の姿、

 

などが、物語を通して描かれます。

 

普通の生活を送っている場面から始まることで、

アルツハイマーを受け入れる過程も描かれ、

 

読んでいる人も患者と同じ心情や視点で

物語を読めるのではないでしょうか。

 

しかし、主人公に感情輸入されながらも、

主人公が何かを忘れている状況では

第三者の目線から、

 

忘れているよ!

 

と語りかけている自分もいて、

患者を主観的にも客観的にも

読める作品だと感じました。

 

 

また、アルツハイマーの症状のひとつ、

 

「幻想」

 

と、主人公の娘の美しい花嫁姿という現実に叶った

 

「夢」

 

という、夢と現実が逆転されたような

不思議な間隔も味わえました。

(文章がおかしいですよね・・・。

言いたいこと伝わってるかなあ・・。)

 

 

主人公と部下たちの関係や、

娘夫婦にプレゼントと考えていたモノ、

菅原老人、

語りたいことは他にもあるのですが、

この辺で終わります~~。

 

この作品は大人になってから、

もう一度読み直したいですね。