少し前にコロナが終わるのは変異とか関係なくコロナ種に作用する薬が出てきた時と書きました。

変異しまくることがわかっていたウイルスなのでワクチンで収束しないことは明らかでした。

 

 

レムデシビルとか抗体医薬は点滴なので家で簡易的に使えません。

自宅療養で苦しいまま死んでしまう人達を救えていないです。

 

 

で、

とうとうコロナと戦えそうなお薬が見つかるかもしれない感じです。

 

 

 

 

 

可能性のあるメカ

①細胞表面のACE2の発現を減らして、ウイルスがくっつく部分が少なくなる

②細胞内へのウイルスの移動を阻害する

③細胞内での複製を阻害する

 

論文を読むとまだそれぞれの検証はしてないっぽいですね。

でもそれぞれの検証はかなり簡単だし、すぐに続報がでそうです。

 

 

既に40年以上も使用実績のある薬で、安全域もかなり広いので

効果ありとなれば、一気に使用が広がるでしょう。

おまけでインフルエンザも治るみたいですし。

 

 

一番すごいのは「予防効果」があると記載されているところです。

予防処置群でもウイルスは肺で検出されちゃってるので

「感染予防」ではないですが、検出量がものすごく減っているので

「発症予防」は出来る可能性があります。

 

 

結局、人類を救うのは死亡例がでたり、副反応強すぎの急造品ワクチンではなく

古典的な薬のリポジショニングでしたっていうオチになりそうですね。

 

 

ヒトでの安全性、ADMEデータは十分揃っているし、使用実績も抜群だし、経口だし、安い

という全ての要件が揃っています。

 

 

まずは既存のプロベネシドなどの痛風薬が世界中にばらまかれて

その後耐性株が出てきたときに、耐性回避薬が登場するといった感じでしょう。