前半の静かな感じから徐々に描かれ暴かれていく人間の怖さ

バイオレンスというよりは人間の業の深さのようなものを

あらためて感じさせられる映画です。

 

家族が壊れていく中でもその過程で家族の絆のようなものを感じたり

それとは逆に分かり合えない、どうしてもかみ合わない家族の姿が垣間見えたり

こんだけエグる映画もめずらしい。

 

心の中にとても重たいものが残る作品。

気まずいラストも、自分はとっても暗い気持ちにさせられました。

浅野さん、本当に怖い役がよく似合う。