前の記事でも書きましたが
私は昨年10月に
自宅から車で10分ほどの病院に
就職を決めました

前に働いていた総合病院は
200床ほどの病院で
外科、内科、整形外科、婦人科、小児科
など、まあメジャーな科は揃っていて
各入院病棟もICUもあるような
中規模の病院でした

今回の就職先は150床ほどで
一般病棟(内科、耳鼻科)
回復期リハビリ病棟
長期療養病棟
透析室
という小規模な病院でした


就職を決めた理由は
日勤のみの看護師を募集していたから
これだけでした笑

せっかく体調が良くなったのに
また夜勤を始めて生活リズムが狂ったら
悪化するかもしれないし
旦那さんも夜勤には反対でした


求人を見て
まず電話で問い合わせをして
看護部長さんと面談させていただきました

日勤常勤という形で
当然、夜勤をしている職員よりも
基本給は少ないし、ボーナスも夏はなし
退職金もなし
ただ社会保険は正社員と同じで
産休、育休もとれるという条件でした

看護部長さんもすごく感じの良い方で
夜勤ができない事情もわかってくださり
日勤だけでも大歓迎!という感じだったので
就職を決めました


そして偶然にも、配属となった一般病棟に
高校からの友人が働いていて
心強いし、その友人も働きやすい職場と
言っていたので
またイチからがんばろう!と
気合いをいれていました



そして迎えた初出勤日

なんと同じ日から同じ病棟で
働き始める看護師さんがいて
しかも歳も近くて、
同じくらいの時期に結婚した新婚さん
共通点がたくさんある方で
これまた心強い♡
これはがんばれそうだ!と
油断しきっていました笑



そして病棟へ
感じの良さそうな師長さん登場
さらに油断する私
物腰の柔らかな40代くらいの方でした

オリエンテーションをしていただき
「詳しくいろいろ聞きたいから」と
3人で個室へ


そこで始まったのは
・以前どんな病院で働いていたか?
・どんな仕事を任されていたか?
・どんな看護をしたいか?
・どうして辞めたのか?
などの質問攻め

まあここまではわかります
情報収集ね、うんうん



しかし、さらに続いたのが
・家族構成
・家の場所、通勤時間
・妊娠の予定
などなど、とっても個人的な質問

師長さんと1対1の面談ならまだしも
いい人そうだとは言っても
まだ出会って数時間の人もいるし←
そんな個人情報的なこと
あんまり答えたくないなあと思いながらも
当たり障りない感じで答えていました

ここからは師長さんと私のやりとりを
ご覧ください


師長「家から10分なら通勤しやすくて
いいわね
旦那さんとふたりなら
まだまだ時間に余裕もあるだろうし
で、月に何回夜勤はできる?」

私「え?あ、申し訳ないのですが
私日勤のみという契約でして…」

師長「え?!夜勤できないの?!
なんで?!」

私「(伝わってないんかい!)
えーっと、夫も夜勤に反対していて
私自身も交代勤務をしながら
家のことをこなす自信がなくて…」

ここで身体のことが理由と
はっきり伝えればよかったのですが
出会って数時間の人に
病気のことを打ち明ける
勇気がありませんでした


師長「そんなの大丈夫でしょ〜
〇〇病院で夜勤してたんでしょ?
あんな忙しいところでしてたんなら
絶対大丈夫よ〜
それに今がお金の貯めどきよ?
子どもができたらそれこそ
夜勤もできなくなるし
お金もいっぱいかかるんだから」

私「(そんなことわかってるし
てか夜勤してたのは独身の頃だし
今は無理だっつってんのに)
それはそうなんですが…
主人と相談して夜勤はしないと
決めたので…すみません」

師長「…はあ(でかいため息)
夜勤できない人、いらないのよね正直
〇〇さん(一緒に入る人)は?
夜勤できるんでしょ?
〇〇さんも、結婚したばかりよね?
えーっと、お家はどのへん?
この住所なら30分くらいかかるわよね
それでも夜勤してくれるんでしょ?
理解のあるご主人ね〜
で、同じ新婚さんで
通勤距離も半分以下なのに
なんであなたは夜勤できないの?」

私「(やばいこの人会話できねー笑
てゆうかそういう契約で入ったし
給料も夜勤やってる人と
同じだけもらおうなんて思ってないのに
なんでそこまで言われなあかんわけ)
すみません…でも今ここで
やっぱりできますとは言えないので
もう一度主人と話し合ってみ…」

師長「うん、そうして(食い気味)
うちの病棟、夜勤やってない人
今こんなにいるのよ
見て、こーんなに(勤務表見せる)
まあみんな子育て中だから
仕方ないんだけど
ここにさらに夜勤できない人増やされても
正直困っちゃうのよね
夜勤してる子達が
疲弊してきちゃうじゃない
部長が日勤だけでいいって
言ったのかもしれないけど
勤務組むのは私だから
あなただけ夜勤なしってことには
できないのよ
まだお子さんもいないのに
不公平でしょ?そう思わない?」


お分りいただけたでしょうか
この師長のやばさ笑笑

ここまで言えば、やりますと
言うと思っていたのか
それでも首を縦に振らない私に
向こうもイラついてました笑

やばい帰りたい…
いやでも師長が嫌な人でも
一緒に働くスタッフがいい人なら
きっとがんばれる!
こんなやばい師長
スタッフに好かれてるわけない!

と自分に言い聞かせて
いざ、業務に入りますが
そこで待っていたのは
すさまじいカルチャーショックでした




長くなるので続きます笑