かなり不思議な気持ちで観ていた

「二十五、二十一」

最初のうちはとにかくテリちゃんが

かわいいやら 若さが眩しいやら

「スタートアップ」直後に見始めたので

ナム・ドサンも良かったけど

ペク・イジュンみたいな人が

高校生の時に側にいたら

どれほど素敵な毎日か、、、

なんて思ったり

 

でも話が進むにつれて

ヒドの娘がイジュンのことを

祖母(笑)に写真で教えてもらうまで

知らなかったり

有名なアンカーになってるはずで

当然顔は知っているだろうし

あるいは パパであるはずなのに

 

私は割とネタバレあらすじとかを

先に読んだりすることもあるけど

このドラマは全くそんな気にならなかった

続きは当然見たいのだけど

見たくない気持ちも強くて

なかなか先に進まない

あの懐かしいような美しい時間から

その先へ行きたくない気持ちがあり。。

 

でも腹を決めて最終話まで

なんとか見終えた

そして このドラマは

ほんとにほんとに良かったと

そう思う

 

 

出会いや縁を結ぶまでの

ドキドキやワクワクや苦しみを

描くドラマは多いけれど

このドラマでは

「別れ」いや「別れ方」の

大切さをつくづくと考えた

美しい出会いや 切ない思いや

人生のどこかで 永遠を思ったり

唯一 ただ一人の人と思えたり

熱に浮かされたり・・・

そんなことは多分誰しもあるだろうけれど

その終わりを見極め

その時間に 相手に

しっかりと感謝とともに

「別れ」を受け止め

「さよなら」を告げることは

なかなかできることではないな

 

ヒドとイジュンはそれができたから

前に進むことができたし

そこに彼女たちの人間性がすべて

あらわれているような気がした

だから

どんなに熱く美しく激しい時間でも

過去として 過ぎ去るものとして

忘れることができて

いつも 「現在」を生きることが

できるのだろうなと

そんなことを思ったドラマでした

 

このドラマは 韓ドラあるあるの

出会いは最悪 とか

逆に 出会いは突然に!

(たいていの場合 私はここで折れる)

なんてこともなく

出会いがどんなだったか

ちょっと思い出せず

いつの間にか 一緒にいるのが

当たり前になっている

みたいな自然さが

(そしてその真逆の

コ・ユリムとの女子同士の

関係の築き方が)

とても素敵に描かれていて

それもとても心地良かった

 

ペクサンで主演女優賞になった

テリちゃん(31歳?)が かわいくて

高校生役が違和感ゼロで

実際はナム君よりも4歳ぐらい年上

なのだろうけど

真っ直ぐで 一生懸命で

とにかく ブレない

かっこよくてかわいい高校生の役を

見事に演じています

 

そして「私のハウスキーパー」

日本で放送の時は タイトルが

「私の彼はエプロン男子」笑い泣き

の時には いまひとつ表情が乏しくて

ぼそぼそした話し方が「うーむ」な感じだった

宇宙少女 ボナちゃんもとても良かった

「国民の〇〇」って呼ばれるような

美少女スポーツ選手が

ぴったりでした

彼女をバッシングする時に

「売国奴」とか言うところに

なんか国民性とかも感じられて

うわ~ってなったり

多分 日本じゃ絶対にそんな表現は

使わないよね

 

ナム君のアンカーしゃべりがおもしろく

KBSニュースとか見てると

実際アンカーや現地取材レポーターが

ナム君がしてた話し方なので

ナム君すごくあのアンカーしゃべり

練習したんだろうと思う

普通のしゃべり方と全然違うし

 

ぼちぼちペースでドラマもあれこれ

見てはいたのだけど

この「二十五、二十一」で

他のドラマ見る気を

しばらくの間すっかりなくしてしまい

なかなか次に移れない状態に

なっていた

けど

ようやく次に進みました

 

「私の解放日誌」です

ソックさんが楽しみよ

こちらはまたいずれ