舞台はおもしろい

人生そのものだと

最近思って

 

役を演じ

裾へ下がって

また違う役で

しれっと出てくる

 

舞台装置が

パッと入れ替わり

違う場面へ飛んだり

それを成り立たせる

真っ黒の闇と

照明の光

 

すべてを見てる

観客としての

自分もいて

 

最後のキャストフル登場の

にこやかな挨拶とお辞儀は

すべてが

芝居だったという

 

オチで最後

悲喜こもごもの

すべてが笑いと拍手で

締め括られる

なんという

どんでん返し

 

頭のなかで現世と

あの世が行き来する

舞台とゆうものの

仕組みを考えたのは

誰なのか?

 

舞台はいい

自分のつくった話が

舞台に出来たらな

 

おこがましい

夢のような野心が

ときおり疼く