チャッピーに乗りもとの洞窟に戻った幸一郎は、せっかくつくった塩田が海水に埋もれてだめになっているのを見た。光一郎の指定した場所は満ち潮が来る場所であった。

 

 光一郎は洞窟に居たが、幸一郎を見ると、

「お前、生きていたのか」と言った。

 

幸一郎は塩満魂をつかうと、大きな波を起こして光一郎を溺れさせた。

そして、光一郎が謝ると次に塩引魂を使うと竜宮まで光一郎を安善に送り返した。

 

そして、2つ魂を交互に使い10日かけて無事に神事の塩をつくりあげた。

 

 

 

(おわり)