ひまわりの気持ちで
サブウェイでサンドイッチを買って、車で5分だけ走る。田舎に住んでるもんで5分走れば何もない広い草原みたいなところに出れます。人影も家もない、畑と虫の世界。鳥と蝶々の世界。太陽と風の世界。車を停めて、ボンネットに座り遅めのランチをとりました。サンドイッチと、来る途中に買った2リットルくらいの豆乳の紙パック、そんなシンプルなランチ。食べ終わっても、しばらくボンネットの上でポケ~と座ってました。
自然と一体になった気分。
周りの環境と一体に。
風と一体に。
虫と友達に。
身体は植物に。
少し頑張れば光合成が出来そうだった。
目を閉じて太陽に顔を向ける。60度上を向く。
ポカポカした日差しが、身体全体を包む。
人生で初めて、ひまわりの気持ちが分かった。
こりゃ太陽を向きたくもなりますって。
尻から生えた根がボンネットと一体になりそうだったので、30分ほどして光合成の真似事をやめた。
残り10日となったこの町での生活。
最近、ふと寂しくなるときがある。
卒業して町を出れば、もう帰ってくることもないな、と思う。
日本から友達を連れてくるような観光地でもないし、空港のある街からバスさえ来ていない、小さな、本当に小さな町。
大学があって、友達がいて、他には何もない。
何もない何もない、と文句ばっかり言ってた時期もあるけど、それでも3年間過ごした町には思い出があるし、離れる瞬間は色々考えてしまうね。思い出してしまうね。と、シンミリ。
シンミリしてるけど、日々楽しんでます。昨晩は友達数人で騒ぎ過ぎて、飲み過ぎて二日酔い。「ほどほどに」って言葉を知らないのか!?と自問。
そんなもん知らないね。聞いたこともない。ほど、、ほ、、ど、、ぬ?
今朝はなんとか這って授業に行きました。一つひとつの授業が大切に思えてくるから不思議だ。もう学校で授業を受けることなんかないかもしんない。んー。いちいちシンミリし過ぎ。ブログ開設以来のシンミリ度。なにはともあれ、卒業式は一週間後。