もう10年近く前のこと。
夫が突発性難聴で入院した時のお話です。

結婚後すぐに脱サラし、自営業を始めた夫。
軌道に乗るまではと高齢者施設で夜勤のバイトを始めました。

バイトを始めて暫くたったある日、耳鳴りがすると言い出しました。
それは半日経っても止まないので、近所の耳鼻科で診てもらうことに。

その時はビタミン剤をもらって様子見となりました。

しか〜し、耳鳴りは止むどころか酷くなる一方。
そして、とうとう片耳が聞こえなくなってしまいましたゲッソリ

ネットで調べると夫の症状は突発性難聴のようです。
この病の特徴は片耳だけに起こり、いつから聞こえなくなったかはっきり把握(○日の○時頃)しているというもの。

治療は時間との戦いで、早く治療に掛かれば治る確率が上がるが、2週間放置すると症状が固定し、治らない確率が高まると。

いまだ原因不明で完治率は1/3程度。
1/3は完治
1/3は症状緩和
1/3は聴力の改善がみられない

そんな恐ろしい病だったのかガーン


それを様子見と言ってビタミン剤を処方されただけパー
ヤブ医者なのか、町医者ではその程度なのか。
とにかく怒り心頭ムキー


ネットで突発性難聴で実績を上げている病院を探すと

洗足(東京)の荏原病院がヒット。
横浜からも比較的近いのでそこへ行くことに。

しか〜し、大病院なので紹介状が必要です。
仕方なく様子見と言った信頼できない病院に再び行き、紹介状をもらうことに。

聴力検査をすると片方の耳の聴力がゼロになっていましたゲッソリ

医者もビックリし、こちらが言う前に紹介状を書くと言われ、希望の病院を告げ荏原病院へ直行。

すると今日これからか、遅くとも翌日から入院と告げられました。


この病院のすごいところはどんなに混み合っていても入院待ちをさせない。
この病が時間との戦いであることを分かっているので、すぐに受け入れてくれるのです。

お陰で翌朝入院し、専門的な治療が始まりました。

しかし、難聴で入院するとはびっくり
手術する訳でもないのにえー?と思いましたが、入院してみてその理由が分かったと夫。

朝から午後一杯、色々な治療が行われるので、通いは無理パー
それが入院の理由のようです。


しか〜し、2日経っても3日経っても聴力はゼロ。
すがる思いでいつもお世話になっているスピリチュアル・カウンセラーさんに視てもらうことに。

すると信じがたいことを言われました滝汗


夫に沢山の未成仏霊が憑いているとびっくり


その数なんと80人ゲッソリ


普通は憑いても4人が限度なのだそう
それが80人ゲッソリゲッソリゲッソリ



助けを求める霊たちが夫に囁き続け、このままでは頭がおかしくなると思った夫自らが耳を壊したというのです。


なぜそんなことになってしまったか。

それは夫の性格にありました。


介護の現場で働くようになり沢山の老人をお世話する日々。

寝たきりで床ずれが痛々しい人。
ガーゼを交換する為、それを剥がすと肉が見える程、ひどい床ずれ。

可哀想ショボーン



夕方になると「家に帰ります」と言って、荷物を持って夫のもとにやってくる認知症のおばあさんおばあちゃん

もちろん帰る家などありません。

「今日のバスは終わってしまいましたから、明日にしましょう。今夜はここへ泊まっていけばいいですからニコニコ

「そう?いいの?おばあちゃん

「はいニコニコ」と言っておばあさんの部屋へ連れて行く。

帰る家などもうないのにショボーン

初めて知る介護施設の世界。
夫は認知症の老人たちに深く同情し、感情移入したのでした。

その夫の優しさに
「助けて欲しい」と次から次へと取り憑く不成仏霊たち。

介護施設に入っている老人たちは、半分あの世と繋がっているのだそう。

なので不成仏霊たちが施設内に出入り出来てしまう滝汗


人は誰でも頭上に(見えない)アンテナがついていて、そのアンテナは寝ている時はパラボラのように開いており、あちらの世界と繋がり必要な情報を入手。
目覚めたら、アンテナを絞り、通信をやめる。


それが、可哀想ショボーンと入居者たちに同情する夫のアンテナは始終開きっぱなしとなっていて、沢山の霊を引き寄せてしまったのでした。

通常、絞られた状態のアンテナなら、多くても4人までしか取り憑くことができないそう。
それが全開となっていた為、80人もの霊が憑いてしまったのでした。

そうなると助けを求める霊の声が絶えず聞こえる状態。
本人にそのような自覚は全くありませんが、魂には全て聴こえているのです。

このままでは頭がおかしくなってしまうと判断した魂が、自らアンテナを破壊し、霊の声を聞かなくて済むよう耳も壊したというのですゲッソリ


スピリチュアル・カウンセラーさんより
「アンテナを新しいものに取り替えて、耳も治したから、これで聴力も戻るはずパー
と言われました。

そして、その言葉通り、その日の夕方の検査でゼロだった聴力が反応し始め、3週間後の退院時には7割まで回復しました拍手


退院後に聴力が7割まで戻ったとカウンセラーさんに報告。
そして、どうすれば完全に治るかを尋ねるとビックリな回答がびっくり

それは

肉体的には完全に治っているが、夫の魂が7割で止めているという。

また霊の声が聞こえて来ないよう、あえて7割で止めているとのこと。

本人の顕在意識では完全に治って欲しいと思っているが、潜在意識の中ではこれくらいの方が良いと思っている。


7割なら日常生活に支障もないので、そのままで良いとアドバイスされました。


いやぁ、まさか自分でそうしているとはびっくり

しかし、この入院騒動でむやみに同情したり、感情移入することの危うさを知ることに。

皆さんも介護施設や病院、事故や殺人現場、古戦場などでは、過度な同情や感情移入は避けた方が良いです。
そういったところには不成仏霊がいる可能性大ですからパー


あなた分かってくれる?
助けてくれる?
と憑かれてしまっては大変ですガーン


突発性難聴は原因不明のことが多いようです。
中には夫のように霊障が原因のこともある


病院に行くのはもちろん、治療の効果がない時は、お寺で祈祷を受けて悪いものを祓ってもらうと良いかもしれません。


私の身に起こった原因不明の足の付け根の痛みも霊障でした。
その時のお話はこちら







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