改めて、やめちまえかんぱにー。Vol.5
『夢はパンク』に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。
この公演のテーマは「全ての人に、今日も戦う勇気を。」と作り上げてきた作品です。
このテーマにした理由は、ここ数年の私自身が常に自分と戦っていたから。
この数年で、私自身大きな変化があったし
それを望んでいました。
自分が望む方向に歩んできた人生、後悔はひとつもないし、そこで出会った全ての出来事に感謝しています。
そして、コロナという新たな出来事が重なり、思っていたより世界は変わってしまった。
だからこそ、出会えた感覚と叶うことなかった事。
変わる事の恐怖と、変わらない事の恐怖。
どの選択をしてもきっとみんな戦っている。
だからこそ、全ての人に、今日も戦う勇気を。
大切な一瞬は逃したくないから。
過去にやめちまえかんぱにー。の作品を知っている方も、知らない方も
これが、今のやめちまえかんぱにー。だという作品が仕上がりました。
そして、コロナが大人しくなっている今尚、
関わる人間が、誰ひとり欠けることなく最後まで走り続ける事の貴重さを身をもって日々痛感する中
この作品を、届けたい形で皆様に届け切れた事は他には代え難い感謝の気持ちでいっぱいです。
プロデューサー個人、役者個人としましては、反省が多く残る作品ではありますが、改めて人に恵まれていると思う日々でした。
やめちまえかんぱにー。発足時には「人に必要とされる人間になりたい」と当日パンフレットに書いていた人間が、2回目公演では「必要としてくれる人間を護れる人間になりたい。」と書くようになり、
9年経つと、「全ての人に、今日も戦う勇気を。」なんて言ってるんです。笑
9年って、すごいですね笑
その9年間、共に表現者として活躍し続けてくれていることにとても感動しました。
今回の作品は、過去公演から時間経過もあり、初めてな事も多々ありました。
新しい出逢いやきっかけを、かき集めて広げてみると
意外と小さい世界にまとまっていたりして。
新しいはずなのに、繋がっていて
繋がっているのに、新しくて
知らない間に繋がっている、不思議な縁を多く感じました。
これからも、
頼りない糸たぐり寄せて
目指していこうと思います。