今日は、新国立劇場のオペラ、ドン・パスクワーレの当日券を買って、急遽観劇に行ってきました。
本当は、もっと頻繁にコンサートやオペラに行きたいのだけれど、仕事が忙しくてなかなか行かれません。平日の夜に仕事を終えて駆けつけるなんて到底無理だし(開始時刻が早すぎるよ・・・といつも思う)、週末も、何週間・何ヶ月も前から予定を立てるのが難しい。今回も、頭の片隅におきつつも、行かれる自信がないまま当日を迎えたのでした。当日券が余っていて、ラッキーでした。
さて、ドニゼッティのドン、パスクワーレ。去年の9月にパリではじめて観た演目です。観る前は、お金持ちの老紳士を騙して偽装結婚するようなストーリーはちょっとどうなの・・・と思っていたものの、何しろ音楽が素晴らしかった！パリでは現代演出だったので、今回はオペラが作られた当時の時代を再現した演出も楽しみでした。ヨーロッパは、最近現代演出が多くて、頭の中に？？？が渦巻く事がよくあります。
昨年9月のパリオペラ↓
そして、歌は・・・、9月のパリ・オペラ・ガルニエの時のタイトルロールのLaurent Naouri ローラン ナウリも良かったけれど、今日の Michele Pertusiミケーレ ペルトゥージも素晴らしかった！低音なのに重すぎない、そして悲哀を感じさせる表現力。そして、母国語の作品ならではの、言葉と音楽が完全に一体化した感じも素晴らしかった！
朝思い立ったお陰で、素敵な週末になりました🎵