らら子です。

 

 

吉村知事の「大阪モデル」機能するといいですね!

 

私たち自身で何が出来るか? 

 

今日は薬のお話です。

新型コロナウイルスのワクチン、治療薬の開発は何時になるのでしょうか?

 

 

皆さんご存じですか、

20年近く前に流行したSARS、 

2012年に流行したMERS、

両方とも抗ウイルス薬、ワクチンはまだ開発されていません

 

感染症の場合も、一般の病気と同じように新薬開発は、とても難しいものです。
感染症には、感染原因が細菌や寄生虫のような生物の場合もあれば、ウイルスのような非生物の場合もある。

細菌や寄生虫は、細胞分裂による自己複製が可能で、栄養があるなどの条件が整えば増殖することが可能であり、その点から生物といえる。

一方、ウイルスは自己複製できず、なんらかの細胞にとりついて増殖するしかないため、非生物ということになります。
ウイルスの場合、生物でないことが新薬開発をいっそう困難にしています。

たとえば、細菌であれば、たいていは細胞壁をもっているので、その合成を阻害する作用を持たせることが医薬品開発の足掛かりとなります。

一方、ウイルスの場合、DNAまたはRNAを囲むタンパク殻はあるが、細胞壁のようなものはなく、ウイルス全般に効果がある汎用的なアプローチは考えにくいといわれています。

また、細菌は生存するための機構を一通り持っており、その増殖を止めるターゲットがいくつも考えられる。

しかし、ウイルスの場合、みずから作るタンパク質が少なく、医薬品としての狙いどころが限られているともいわれています。
このため、これまでに、抗ウイルス薬は、HIV、インフルエンザ、B型・C型の肝炎など、限られた感染症に対するものしか開発されていません。

今回と同様、コロナウイルスを原因とするSARS(重症急性呼吸器症候群/2002年に流行開始し、翌2003年に感染拡大ののち終息) や、MERS(中東呼吸器症候群/2012年に開始し、現在も中東地域で流行中) に対する抗ウイルス薬は、開発されていないいのです。


以上の事から、新型コロナウイルスの抗ウイルス薬を一から作るのはとても難しいのです。

そこで、すでにある医薬品を、このウイルスの医薬品として転用できないか?

既存薬から別の病気の薬効を見つけ出す手法は、「ドラッグ・リポジショニング」と呼ばれて、新薬開発でよく見られるようです。

 



たとえば、解熱薬や頭痛薬として知られている「アスピリン」は、血液をさらさらにする作用を持っており、これを生かして、脳梗塞や心筋梗塞などの治療に用いられています。

ほかにも、血管を拡張する作用を持つ狭心症の治療薬が、男性のED治療に転用されて、「バイアグラ」として実用化された例は有名ですね。

 

抗ウイルス薬同様に、ワクチン(予防薬)の開発も容易ではない

ワクチンには、はしかのように予防接種で免疫を獲得すれば二度とかからないようにできるものもありますが、

インフルエンザのように予防接種をしても感染してしまうものもあります。

ただ、その場合でも、感染後にあまり重症化しないで済むといった効果が期待できるため、ワクチンとしての有効性はあるのです。

ワクチンのタイプとしては、生きた原因微生物を発症しない程度に弱毒化したうえで使用する「生ワクチン」と、

微生物の全体または一部を感染しないように無毒化して免疫を獲得する「不活化ワクチン」があります。

生ワクチンは、弱毒化したとはいってもわずかに発症のリスクが残るため、免疫不全者や妊婦には使用できません。

はしか、水痘、おたふくかぜなどに対しては、生ワクチンが用いられます。

一方、不活化ワクチンは、発症のリスクはなく免疫不全者や妊婦にも使用できますが、

獲得できる免疫が限られていて、その持続期間も生ワクチンに比べて短いのが特徴です。

ジフテリア、ポリオ、破傷風などに対しては、不活化ワクチンが用いられます。

 

現在、世界中の医薬品メーカーが、各国の協力を得ながら、抗ウイルス薬やワクチンの開発に取り組んでいます。

抗ウイルス薬やワクチンが実用化されるまでの間、私たち一般の市民はどうすればいいのでしょうか?

 

帰宅時、食事前、トイレ後の石鹸での手洗い、

アルコール消毒を徹底する、

3密を避け、

マスクを付ける等の咳エチケットを励行を続けましょう。

 

コロナウイルスって本当に厄介なやつやな😤

 

 

それでは皆さん、

 

美味しいビールを飲んで?

 

免疫力を高めて?

 

ウイルスを増殖させない健康な体を作って、

 

今日も明日も元気にがんばりましょう。

 

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