時明さんのオフラインサロンAstrarl Journy。
生まれてからずっと同じ場所(家)に住んでいるのに、
『わたしの「ふるさと」は今の家です』と断言できない理由を考えております。
そういえば、
初回のオフラインサロンの後で旅行に行きました。
年に数回訪れるほどの、お気に入りの土地です。
その旅行中に、ふと思い浮かんだのです。
「わたしはここが好きだから、
もしここに移住したら、
ここは『ふるさと』になるのかな?」と。
ふむ。どうだろう。
なる気もする。
でも、旅行と居住は違うことも想像がつく。
どうもわたしの「ふるさと」は「土地(地名)」ではないらしい。
サロンの他の参加者の中にも、
転勤の多かった方で、『両親のいるところが「ふるさと」』とお話しされていた方がいた。
わたしもそれに近い感じがする。
うーん、じゃあ、何がどうなら、わたしは
「帰りたい」「安心できる」と感じるんだろう。
そこで、はたと気づきました。
初回のサロンでは、
自分の「好き・嫌い」を見つめ直すという宿題(!)もあって、
それも同時並行で考えていたのだけど、
わたしには「『空間』を大切にしたいヘキ」があったのよね。
ヘキ..癖
どういうことかというと、
わたしは自分の気に入った空間/部屋を確保していれば、それで満足であるということ。
だから、わたしの心地よい部屋があれば、場所/土地にはこだわらないということ。
そこが、今の家に抱いていた違和感につながっていたんです。
今の家は私が作った家じゃないんですよ。
作ったというのは、建物どうこうでなく、
中の家具やら何やらを、私が選んでないの。
実家のお下がりをそのまま使っているのがほとんど。
ありがたいといえばありがたいけど、
今のわたしの生活に合ってないものが多くて、
でも自分が子どもの頃からずっと使っているから
「合っていない」ことにも気づいていなかった。
だから、普通に暮らせてはいても、
なーんかしっくりこなくて、居心地がよくなかったんだよね。
そういえば、結婚前に、
主人が一人暮らしをしている部屋で週末同棲のようなことをしていたけど、
そこでもわたしは、まず大掃除して(超汚部屋だった)自分の居住空間を確保したら、
あとは全然土地勘のない所だったけど、そのまま実家には帰らなくていいや、と思っていたし。
主人と離れたくないとかそういうアレとは別にね
というわけで、
わたしの「ふるさと」に対するしっくりこなさは、家の居住空間がわたし好みでないことに起因する可能性が出てきた。
これからいろいろ改造して、居心地をよくしてみて、
そしたら自信をもってわたしの「ふるさと」と言える場所になるのか、実験してみようと思います。
それでも「ふるさと」と言えなかったら…
また考えてみるしかないね。
「空間」ヘキ云々に関しては、
次回「好き・嫌い」編でもう少し掘り下げます。
余談。
「ふるさと」について考えてみて、思ったこと。
どこへ行っても、「ああ、帰ってきた」って思えて、
どこにいても、安心していられるマインドを持てたら、
それが最強なんじゃないかってね。
全国総ふるさと宣言。
つまり林家こん平さんが最強。
【Astral Journy】#3「好き・嫌い」を考える・前編 につづく