辛い経験をした時に、人から
「この経験も無駄にはならないよ」とか
「自分が辛い思いをした人は、その分、人に優しくなれるよ」
とか慰められることがあって、
それは確かにそうなんだけども、
なうに辛くて悲しい時に、
当てもない有益さを語られて納得できるか?
まして、自分で精一杯なのに人に優しくする余裕なんてないだろ?
と噛み合わなさを感じていて、
辛い経験が自分にもたらす、もっと直接的な有益さはないのかと考えると、
一つ思いついたのは、
辛い経験、悲しい経験を重ねるうちに、様々な出来事への【ストレス耐性】がつく、ということ。
しかし、なうに悲しくて辛い時に、
「あなたは今、ストレス耐性をつけているところなんだよ」と言われて、
ああ、そうか、と慰められるかと言われると全然響かない。
だから、岡本真夜先生の
「涙の数だけ強くなれるよ」
(=辛い経験をした分、ストレス耐性がつくよ)
が効いてくるのだな。
表現、大切。