先日、
美塾の内田裕士塾長のセミナーを受講しました。
色々と学びが多かったのですが、
最も衝撃だったのが、
お話を聞いている途中で、
ふいと、
でふ。動揺したので語尾異常でふ。
どのくらいの文学少女ぶりだったかを、少しずつ記憶の底から引っ張りだしていくと、
📚図書室の本を端から読み倒す。
📚図書館に入り浸る。
📚読書に没頭すると周囲の音声を自動的にミュートにする(全然耳に入らなくなる)。
📚高校の国語の授業で感銘を受けた作品を研究したくて、文学部に進学する。
とかとか、まだまだあるけど、
そんなレベルの読書好き。
作文が得意で、
言葉遊びが大好きで、
自分で短歌を作ってみたりなんかもしていた、
そのくらい文学や言葉に興味がありまくる人間だった。
と、
思い出した。
思い出した、とはどういうことかと。
むしろ、
どうして忘れていられたのか!?
というくらいなのですけれども。
でも、
思い出したのと同時に、
忘れていた理由も認識しました。
それは、
私の文学好き・言葉好きの記憶は、
大きな挫折の記憶
とガッチリ結び付いていたからです。
挫折に耐えられなかった私は、
挫折の記憶と切り離せないために、
自分が夢中になれた大切な記憶も、
ともに黒歴史として葬り去ったのでした。
もったいない
もったいないけど、
でもその時は、封印するしか仕方がなかったのだと思います。
そして、
いまになって思い出せたのは、
挫折も受け止められるだけの、心の準備ができた(心が癒された)ということでしょう。
いやしかし、
忘れっぷりというか、
目の背けっぷりというか、
イイこともイヤなことも、
まとめて無かったことにしていた自分に、
我ながらビックリしました。
自分の人生を否定するってこういうことか、と。
恐ろしいほどに不健全でした。
そんな状態で
「私のやりたいことは!」
「今世の使命は!」
「天職は!」
なんて、
わかるはずなかった
さてはて、
そんなわけで、
10年ぶり?くらいに開けた宝箱を探って、
「文学好き・言葉好き」を取り戻していきたいと思います!
