靴音だけが聞こえる
自分が頼んだ覚えがないのに、
宅配便の配達がピンポーン♪とやってくる。
ん? お隣さんと間違えていないかな?
そう思って出てみると、荷物は夫宛て。
そうか・・・
もうすぐなんだな。
いつも、一足先に荷物が届き始めます。
必要なものを海の向こうから注文しているのです。
- モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ モモちゃん.../松谷 みよ子
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
子どもの頃、このシリーズが大好きで、何度も何度も読んでいました。
このお話の中で、
モモちゃんのパパが、ある時から、靴だけしか帰ってこなくなる・・・
という、ストーリーがありました。
ママが玄関に出迎えに行くと、パパの靴だけがそこにある。
でも、パパの姿は見えないのです。
ママはため息をつきます。
靴にどうやってご飯を食べさせればいいのでしょう。
靴にどうやってお風呂に入ってもらえばいいのでしょう。
子どもの頃は、よくわからずに読んでいたけれど。
毎回、荷物だけが届き始めると、
なんとなく、このお話を思い出します