龍馬、死す
そう、
昨日でNHK大河ドラマ「龍馬伝」が終わりました・・・
普段テレビは見ない生活。
その中で、唯一見ていたのが、龍馬伝。
それが、終わってしまって、なんだか脱力です。
息子とふたりで、
「あぁぁぁ・・・ 龍馬、死んじゃったね・・・」 って、しんみり。
歴史ドラマなのだから、
すべての事柄は分かっているわけですよね。
それなのに、高杉さん(高杉晋作)が死んで、ショックだったり、
大政奉還されるまで、延々、ドキドキしたり。
大政奉還されるって分かってるのにね。
龍馬が死ぬってことも、最初から分かっていて、
終わりが分かっているのに、尚、歴史ドラマが面白く、
そして、心揺さぶられるのは、
その人の生きざまを見られるからなのかもしれません。
昔の人は短命。
本当に、太く短く、生きてたわけです。 中身が濃いんです。
濃縮ジュース、果汁100%みたいな人生。
考えてみれば、人はみな死ぬんです。 肉体を脱ぎ捨てる時がくる。
だとすれば、終わりは分かってる。
それがいつなのかは分からないけれど、
人間は、皆、平等に、生まれた時から「死」へ向かって歩いているわけです。
少なくとも、この人生は一度しかないわけですね。
だから、今回の自分の人生のドラマを面白くするには、やはり、
どう生きるか ということなのだと思います。
人生で起こる出来事はすべて、ただ、起きている。
それは中立で、
良いか悪いか、面白いか、つまらないか、ツイてるか、ツイてないか、
それを決めているのは、自分。
どう捉えるかは自分にかかっているのです。
それが 「自分が見たいと思った現実が目の前に現れる」 ということなのでしょう。
濃縮ジュースで生きるか、果汁20%の薄い人生にするのか・・・
龍馬見ながら、そんなことを考えてました。
それにしても、龍馬は、亀治郎に殺されたのか・・・
と、歴史とドラマを完全にごっちゃにしている私(笑)
(龍馬を恨む幕府側の人間を市川亀治郎が演じていたのでした)
