こんにちは。asaですねこへび


めっきり寒くなりました。

我が家の猫、シエラさまにゃーからも

カイロを寝床に入れるようにと指示をされる季節です。


彼女、カイロが冷えると寝床から出て


「ちょっとぉ~~にゃーむかっ


と言わんばかりにニャーニャーと催促し、

レンジで温めて入れるや否や

寝床に飛び込むというわかりやすい行動をとります・・・。




そんな秋の日もみじ


友人のYさんと”川越氷川神社”に参拝に行ってまいりました。



大鳥居をくぐるとそこは神様の領域。

凛と清浄な空気に変わります。




手水舎。龍の口から水が綺麗な水が出ています。




巫女さんの姿ってなんかやっぱり美しいですよね。


 

本殿表におわすご神木。堂々たる姿です。




本殿の裏手に二本の欅のご神木。


樹齢は600年を超えるとのこと目



どういうわけか、

この立派な大木にエネルギーを送りたくなって、

太く立派な幹に両手で触れていたときに、

年配の男性(おそらく近所にお住まいの方?)の声がして


このご神木は夫婦の欅(手前が夫、奥が妻とのこと)で、

その周囲には歩きやすいように綺麗に石が並べてあり、

八の字に回ると良いと教えてくださいました。



私とYさんは

ゆっくりとこの夫婦のご神木を撫でながら八の字に回ったのですが


帰ろうとして、この欅についての立て看板を見たときに

なぜこの欅(特に夫側)にエネルギーを送りたくなったのかわかりました。



この夫であるの欅のご神木は、

台風被害で上部の幹が折れていたのです叫び!!

あまりに大きくて上の方は見えませんでしたので、まったく気づかなかったダウン


説明書きには、

折れるときに建物もひとも傷つけることなく何もない方向に折れて倒れた

と書いてありました。



ああ、そうかしょぼん

それは苦しく辛かったでしょう。

今も傷が痛むのでしょう汗



そう思ったとき、

ふと見るとYさんは泣いていました。


Yさんは最近とくに自然と同調することが多くなっているとのことで

欅の苦しさが伝わってきたようなのですね。


”ずっと長くこの川越の地を護ってきた・・・”


そんなメッセージを欅の大木はYさんに伝えてきたようです。




でもね、


はらはらと涙を流すYさんを見ながら、


私は欅から”わかってもらえて嬉しい”というメッセージも感じていました。



Yさんが欅の悲しみをちゃんと受け取って涙を流したことで

少しは欅の傷も癒えたのかなと思ったりして。


あのYさんの涙は欅の浄化の涙だったのかもしれないなぁと今は思います。




樹齢600年の大木。

ひとの寿命は長くても80余年。

計り知れないほどの長い年月。


変わってゆく川越の地をずっと護り、見つめてきた欅の木。



その夫である欅のそばに寄り添う妻の欅の間を

太い注連縄(しめなわ)が結んでいます。

(注連縄でいいのかなぁ・・・もしかしたら別の名前があるのかもしれないけど)


立て看板に、この欅は誰も傷つけなかったと書いてあったから

きちんと傷ついた木のケアもしてくださっているんだろうなぁと思います。



なんとも名残惜しくて

どうか元気になってほしいと祈りつつ、

欅のご神木に挨拶をしてその場を離れました。


きっと、Yさんも同じ気持ちだったと思います。




本殿の表側に戻ってみると、七五三のお宮参りの親子連れ。


綺麗に着物を着せられた(笑)女の子や、

初めてのお宮参りなのか、生まれて間もない赤ちゃんを

大切そうに抱く若いお父さん。


縁結びの絵馬をかける若い女子。




川越氷川神社は縁結びと安産の神様ですが、


縁を結ぶのは男女だけではない。

産み出すのはひとの子供だけではない。



Yさんも私も そしてあなたも

これから数えきれないほどの縁を結び、何かを産み出してゆく。


それはやはり神聖なことのような気がします。



Yさんと私は欅のご神木との縁も結び(Yさんは再び強く結び)、

”また参ります”と鳥居をくぐって神様にお辞儀をして

Yさんと私の川越氷川神社の参拝は無事終了しました。




鳥居の外に出て、空を見上げると


なんと、ぽっかりとお月様。





31日の新月に向けて

不要なものをそぎ落としてゆくような月。




600年はさすがに無理だけれど、


私たちも縁を結んだり、いらなくなったものをそぎ落としながら

ゆっくりとこの地上での命の体験を楽しもう。


そこには無駄なものなど何もないのだ。



読んでくださった方ありがとうございましたネコ


あなたに

生きとし生けるすべてのものに

天と地からの限りない愛と祝福が降り注ぎますように虹