先日、薬を探していて

薬箱の中をひっくりかえしていたら



おととしの夏に通っていた歯科医院の薬の袋が出てきました。




なんとはなしにテーブルに置いておいたら


旦那が手に取り、


  

   ペンギン こんなこと、書いてくれる病院なんだぁ



と言ったので、


はて?と思って袋の裏を見てみると赤いペンで


  

   『 お大事にしてください ♡ 』



    

ネコ あ・・・。ほんとだ。





私、まったく気づいてなかったんです。

袋の表面しか見ていなかった。





2014年の6月頃、


私は原因不明の左奥歯の痛みと

毎日闘っていました。




痛くて痛くて 我慢できなくて


歯医者さんに毎日電話して通って治療して



治療すると 一旦痛みが消えるのに

またなぜかその日のうちに眠れないほど痛むのです。


その歯はずっと昔に、神経を抜いた歯でした。




もう大丈夫、と 治療が終わったはずなのに


翌日には痛みに耐えかねて

歯科医院に電話しては再度治療。


熱も出てきたりして。


でも ほんとに不思議なんですが


痛くて どうにも耐えらなくて

ついに家で大泣きした時を境に突然良くなってしまったのでした。


そしてそのままやっと爆睡。

起きたら、熱も下がっていました。


意味不明なほど急激に痛みがなくなるという体験。

いまだになんだったのかわからないです。




歯科医院の受付の方たちは

まだ若い たぶんアルバイトの女の子たちでした。


とっても若い、いわゆるイマドキの女の子たちでしたが

私があんまり毎日通うものだから 心配してくれたのでしょう。




彼女たちは、毎回 帰る私に


  ウサギ 『大丈夫ですか。気を付けて帰ってくださいね』


そんなふうに言ってくれていました。

 

私は痛くって しかめっ面で笑顔どころではないのにね。





今になって気づいたのも

きっと今の私に必要なメッセージだからだよね。



もう、彼女たちは受付にはいないけれど


 

    『 ありがとう ♡ 』




私も彼女たちの気持ちを誰かに渡せるように。


感謝をこめて虹