今朝の関東は暴風と雨。
当然、日課のウォーキングはできませんでした。
こういう日は、運動不足になるので
無理やり外出して歩くことにしていますが
基本 出不精なので、目的を持つことにしています。
で、ほとんどが映画鑑賞。
最近は、なぜか時間がなくて観る機会がぐっと減りましたが
半年くらい前までは毎月、最低２本くらいは観ていました。
はい、ひとりで。
レディースデイは基本的に避けます。
女子は複数で来て上映ぎりぎりまでガンガンしゃべっている方が多くて
しんどくなるからです。
私も女子だけどね。
日々、ネガティヴなニュースや、切なくなることが多いので
基本的に笑えるもの、ハートウォーミングなものを探します。
そして今日、観たのは
『ヴィンセントが教えてくれたこと』
原題はＳｔ.ＶＩＮＣＥＮＴ
聖ヴィンセントですね。
この原題の意味は最後にわかります。
酔っ払いでいい加減な老人、いわゆる不良ジジイ ヴィンセントと
賢いけれど、ひ弱でおとなしい小学生の男の子 オリヴァーとの友情ものです。
ちょっと前に、朝の情報番組で紹介していました。
うちの近くの映画館では上映していなかったのですが
検索したら、電車でひとつ目の映画館では今日まで上映。
・・・今日まで 上映 
それも朝イチの一本勝負だ・・・
どひゃあ、と言いながら 大慌てで着替えて、
一応お化粧をして観てきました。
電車に乗るので(笑)
結果、よかった
これ、いいです。
もっと早く観て、みなさんにお知らせしたかった。
私のバカ。
主演のビル・マーレイがとてもいい味出してました。
ビル・マーレイは『ロスト・イン・フラストレーション』とか
『ゴーストバスターズ』とかに出演されている俳優さんですが
あの、不良のダメじじいっぷりが なんともよかったです。
そして、相棒の小学生オリヴァー役のジェイデン・リーベラー。
弱々しいのに、凛として透明な感じ。
そして、なんてかわいいんだ
私は特に映画通とかじゃないし、どの俳優さんがどうで とか
あんまりわかりませんけれど、
やっぱり良い映画は映画館で観るべきだよねって思いました。
巷では刺激的な映画がとても好まれるようだけれど
こういう、
愚かだけれど優しさ溢れるひとの悲しさや
温かな思いやりを見せてくれる秀作はやっぱり心がほっとする。
切ないことが多すぎるとき、
やっぱりこういう映画はいいものです。
この映画、エンディングまで
とっても不思議な爽快感が、私にはありました。
９月４日から公開なのでどんどん終わっています。
好みはあるのでなんとも言えませんが、
ハートウォーミングな映画で癒されたい方、お勧めですよん。
もしよかったらサイトにアクセスして公開中のシアターを探してみてくださいね。