それでは、早速 続きです。


御祈祷も無事済んで、念願の神嶽山神苑に向かった私たち。


その1 にも書きましたが、ここは神域のため以前は禁足地でした。

そして、外門をくぐり手水舎に向かいますが、

その手前に

神聖なる水が湧き出でた難波(なんば)の小池があります。


手水舎のちょっと手前の柵ごしの泉。

ちゃあ先生が道中、

  すごいんですよーー

とおっしゃっていたところです。


この泉の水、御神水はいただいて帰ることができます。

ちゃあ先生から事前に聞いていた私は水筒を持参していました。


でも重たくなるので帰りにいただきましょうということで。



で、その難波の小池・・・ここがマジで凄かった。

本殿の真裏に位置し、寒川神社起源の神聖な泉。


『寒川』とは、『清い泉の湧く所』の意で、寒川の神は水を司る神・・・と

いただいたパンフレットには記載されています。

小池には八角形の石が据え置いてあるのですが、

柵越しに近づくと、すでに、なんか違う。


私には霊感とか、いろんなものが見えちゃうとか

聞こえちゃうってことは正直言ってほぼないと思っています、たぶん。

そういう自覚ないもん。


でもねー、柵に近づくだけで身体がビリビリするんですわ。

ちゃあ先生は、音が違うーーーーとおっしゃっています。

いろんなものが鮮明になるような感じでしょうか。



私は一応、西洋占星術をやっておりますが

私のホロスコープ上の水のサインにとっても天体が多いので

『受けやすい』『共鳴しやすい』・・・こんなところです。

よく考えたら目一杯 水っぽい女の私が水の神様のところに伺うのも

なんというか、何かの導きか・・・と思ったりして。


いやいや、思い込みはいかん。。。



でもねー、こんな私ですら空気も揺らいでるというか

震えているようなビジュアルを感じたりしたんですよ。


ふたりで、『ここ、すごくないですか・・・』 と言い、しばらく離れられず。


ナンナンダ、コレハ・・・



世の中不思議なこともたくさんありますからね、

と この難波の小池をあとにしました。

また戻ってくるしね。


あ、因みにこの難波の小池は撮影不可です。

そりゃそうだ。

あまりに神聖すぎるもん。



途中、裏参拝所という神嶽山を真裏から参拝するところがあります。

見上げると中腹に小さな鳥居。


参拝し、顔を上げると大きなカラスアゲハだ。

久しぶりに見たわ。うつくしー。

ひらひら昇っていきました。



次に八氣(はっき)の泉

パンフットには、旧三の鳥居の基礎石から湧水が出るとのこと。


ここは撮影OKでしたので撮らせていただきました。





陰陽の関係を現し、辺りには八方除の精氣が漂うとあります。

ここも波動が高いような気がします。

てか、単純に気持ちいいです。


それにほんとにほんとに、美しいです。


それにしても、ちゃあ先生のタブレットの方が綺麗に撮れてたなぁ。

やっぱ、タブレットほしいなぁ・・・。




ここまでで感じたことは、どこもかしこも清らかで澄んでいること。

まさに神域です。

ここは禁足地であったのは間違いないと感じます。

ひとも清浄にして行かなければ入れないのは当然のことです。


そう思えるところなんですねー。

すごいわー。



そして植物、特に木々の葉がつやっつやの美人です。

氣がよいというのはこういうことか。

私もここにいれば、なんとかなるのか・・・と思った時点でアウトね。



この神苑には和楽亭という立派な茶屋もあり

お抹茶とお菓子もいただけますが

ちゃあ先生と私は目もくれず方徳(ほうとく)資料館に向かいます。

なんたって 4時 閉館なんで。



そこはとても小さい資料館ですが、八方除、暦と易にまつわる資料の宝庫でした。

入口にはこの渾天儀(こんてんぎ)


見て、見て!

なんて美しいんだー。



実は、もっと大きい渾天儀が拝殿の右手に設置されていたと記憶しています。





この渾天儀を使って、天体の動きを観測、測定していたのだそうです。
昔のひとの頭はどうなっていたのだ。

このバランス・・・・。すごすぎ。


同じく星を読むものとしては感動ものです。

そういえば映画の天地明察にも出てきたなぁ・・・。



なんと美しいんだろうとふたりともしばしそばを離れられず。

だって、ドラゴンが支えてるんだよーーーー。

ミニチュアがあったら買って帰りたいもんだ とふたりで話しました。



資料館の中に入るともっと大きい渾天儀を中心に据え、

その周りをそれぞれ

北の玄武・東の青龍・西の百虎・南の朱雀の

四神を 刺繍した布で囲んでいます。


その周りを囲むようにガラス張りで八方除に関係する、

陰陽五行、陰陽師の安倍晴明や暦の渋川春海、

安井算哲らの資料が展示されています。



あとは、寄贈されたもののようですが

ひとの頭ほどの水晶の玉がどーんと置かれていました。


まさにドーンです。


すっげー とただ驚くばかりです。

だって、今までこんなに大きい水晶の実物、見たことないんだもん。


資料館内は撮影禁止ですからね、お見せできないのが残念です。



寒川神社のHPには、

陰陽は森羅万象、宇宙の陰陽のバランス、

天地・山海・男女・・・

五行は、宇宙の現象や人間の運勢は

木火土金水の5つの循環と消長により決定すると記載されています。




寒川神社で宇宙を感じました。


とっても小さい資料館です。

でも、感じるひとは何かすっごーく感じるところあると思いますよ。

ちゃあ先生とふたり、思い切り堪能させていただきました。



いやーー、暑かったけど行ってよかった。

それになぜか思ったよりも過ごしやすかったんです。

もしかして興奮しててわかんなかったのか!?



何もかも大満足です。

数々の資料がこんなに美しく正しく管理してもらっていることにも

私はなんだか感動していました。



そして ぐるんとお庭を一廻りし、

手水舎の御神水受所に戻って御神水をいただきました。

もちろん心づけは忘れずに、

外門にいらっしゃる神主さんにお渡ししました。

この素晴らしい神苑の管理に使っていただけるのであれば本望です。



そうそう、裏参拝所を通ったらまたしても違うカラスアゲハ。

蝶は変容って言うしなー。

私もいよいよ蛹から蝶か!


いやいや、そんなー と ひとりでボケツッコミ。

よく考えたら恥ずかしいわ。




そして、そして、

最後、買っちゃいました、念願の御神鈴の小さい版。


それがこれ。




どうです? 美しいでしょう!!


御本殿の御神鈴とはいきませんがしゃらしゃらと良い音がします。



家に戻ってから、

こういうものを部屋に飾るのがとっても嫌いな旦那に頼み込んで

壁に下げてもらいました。


もちろん南向きに、です。

御神札は東向きか南向きに って説明書きが添えられていたので

この御神鈴も同じかなぁと思って。

違うのかなぁ・・・。



それにしても、旦那、マジで嫌な顔してたなぁ・・・。

まあ、私もお札とか貼るのはなんとなく好きではないので

その気持ちもわかりますが。


でも、これは譲れないよ、私はっ!


それに、出かける前に御神水をいただけるんだって と言ったら

旦那が おー!氷持っていきなねーと言うので、

違うんじゃないのー と言う私と

だって水が腐るじゃんと引かない旦那。

朝 こんなことで ひと悶着あったくらいなので仕方ないですね。


御神水に水道水の氷入れてどうするよ・・・。



今回、旦那がかなり譲歩してくれたので、

毎週ゴルフに行くって言っても笑顔で見送るよーーー。




寒川神社、ほんとにすばらしく私にフィットしたところでした。

お誘いいただいた、ちゃあ先生に感謝です。


こんだけすんばらしい所です と書いておきながら思うのは

観光客でいっぱいの神社にはならないでねっていう気持ち。


いつまでも静かで荘厳な神社でいてほしいっていうのは

わがままでしょうか。

願わくは、ひとびとが神様の領域にお邪魔するという

気持ちを持って訪れてほしいです。


それはどこの神社仏閣でも同じこと。



神聖な場所でのひとの振る舞いをやはり宇宙におわす神々は

何も言いませんが、ちゃんとみているんだろうと思うのです。



私を迎えてくださった寒川神社の神々に感謝いたします。

また、美しく整えてくださっている神社の方々や

地元の方々にも感謝します。


もちろん、ちゃあ先生にも大感謝です。

ありがとうございました。



実は自宅に戻ってから、今日まで頭が痛いです。

場所の波動が強すぎてエネルギーに当たっちゃったかなー。


まだまだですな、私も。




読んでくださった方ありがとうございました。

うまくシェアできてるといいなぁ・・・。