西洋占星術は太陽・月をはじめとする

10天体の配置を見ながら自分地図を読み取ってゆきます。


中でも

トランスサタニアンと呼ばれている土星より遠い星たち。


天王星、海王星、冥王星。


私にはこの3天体がすご~く興味深いです。



ホロスコープは

ひとが生まれて死ぬまでのサイクルや一年のサイクル、

一定のサイクルを12のサインと12のハウスで表記します。


12のサインは、雑誌の占いページによく掲載されている

牡羊座からはじまって魚座まで。

これは女子にはなじみ深いものですよね。

専門的にいうと実際は扱いが違うということのようですが

そんなことはとりあえず ここでは、ま、いっかです。


12のサインは地球上のひとびとの共通の性格のようなもので

12のハウスは地球上で生活してゆく上での

個人的な内容を読み取るときに重要となります。

この枠?のような二次元の表記の中に10天体が配置され

リーディングしてゆくわけです。


天体は太陽の周りを公転します。

西洋占星術は基本的に天動説でできています。

つまり、地球を太陽として読むというか。


ちょっと変な気もするのですが、あたかも地球の周りを

他の惑星が公転しているように記載しているというか。


このあたりは、私にはまだ難しくて正確に表現できないところです。

勉強不足ですな・・・。



ホロスコープは人生の地図です。

自分が生まれたときの星の配置図を作成し、

そこに、公転するトランジットの惑星の動き等を

プラスして読んでゆきます。



人の一生は長くても90年程度。


水星は約88日、月は28日、土星は29年。

このサイクルで一周します。


ですので、土星以下のほとんどの天体については

人生の中の様々な出来事で繰り返し経験を積むことができるので

年齢を重ねるとうまくやり過ごしたりできるようになるわけです。

そういえば、前にこんな感じのことあったよね とかね。



でも、

天王星は84年、海王星は164年、冥王星は249年で

ホロスコープを一周するのです。


一般的な寿命とかろうじて一致するのが天王星。

つまり、ひとは人生を終える間際になって、

天王星の働きや意味を

すべてのサインとハウスにおいて

『あ~、こういうことだったんだ』と、理解するか できないか

ということなんでしょうね。



ひとは何かを理解しようとするとき、

本を読むことや誰かの話を聞くことで学ぼうとしますが

本当のところ、経験を通してでしか

はっきりと理解することはできないと思っています。


特に私はアセンダントのサインが牡牛座なので

何度も反芻しないと理解できた気がしません(笑)。

ですので、

よほど強烈じゃないと一回の経験では無理かもしれないですね。

アセンダントは平たくいうと

ひとが生まれたときの東の地平線にあったサインですが

この基本の性格、考え方は死ぬまでずっと持ってゆくものです。



それにしても、冥王星。


冥王星は一周するのに249年ですよ!

なんだ、この数字。


冥王星って、なんだろうってきちんと腑に落ちることなく

ひとは一生を終えるんですね。

私みたいに一回じゃ わかんね~よというひとは

少なくとも498年くらい生きないと

『あ、わかったかも・・・』とならないんです、たぶん(笑)。



面白い・・・面白すぎる。

私だけでしょうか。


なんか壮大過ぎてワクワクします。

ゆったりと公転しているトランスサタニアン。

中でも、

太陽系と他の銀河との境界にある(と、私は理解してます)冥王星。

想像するだけで雄大で、クラクラします。


これが、地球に生きているひと、全員にちゃんとあるわけです。

あたりまえですけど。 



私のホロスコープ上のMC(天頂)に

トランジットの冥王星が間もなくやってきます。

冥王星はゆっくりと動きますのでなかなか離れてはいきません。

2023年まで山羊座のサインを旅します。


ながっ!



冥王星は死とか再生とか絶対的な感じの意味を持ちます。

宇宙との契約とかね。


MCは社会的な頂上をしめすので、

私の主婦という立ち位置が大きく刺激され

根幹から変わる可能性があるということと受け取っています。


ちょっと怖いけど楽しみなような。

ま、いっかと外から見るような変な気持ちでいる私。



これでいいのだ!

私の、宇宙との契約はどんな約束で、

どんなふうに変わってゆくのか乞うご期待だ!


だって、私がこの自分地図を選んで生まれたんだもんね。

楽しまないと。



今日も梅雨空を見上げながらワクワクです。




読んでくださった方ありがとうございました。

ホロスコープ、楽しいですよ~。

気になる方は自分地図、勉強してみると意外なことがわかるかも。


ね、ワクワクしませんか?