
皆から愛され、それ以上に皆を愛したグランドマザーが
スピリットの世界に帰って行きました。
アメリカでお世話になっている家族の長の方です。
愛が深ければ深いほど、悲しみも深く
喪失感は日に日に増します。
彼らは亡き方のスピリットに祈りと唄を捧げ
その方を偲びます。
この知らせを受け取ったとき
「彼らと共に祈りを捧げたい」
その思いが自然と湧いて来ました。
メモリアルチェアを飾り、輪になって
日本の地より祈りの唄を捧げました。
曲を唄うたびにスピリットがやって来て
私たちを優しく包み込んで行きます。
鳥たちも唄に合わせさえずり
ハナミズキの葉も風にそよぐ。
かけがえのない時間が流れて行く。
祈りを捧げた空はどこまでも青く
雲は静かに流れていました。
スピリットの声が聞こえるとき、
悲しみは居場所を見つけられるのでしょうか。
Mitakuye Oyasin

