データ(統計)をベースに、過去の出来事を分析・説明していくスタイル(姿勢)に共感を覚えました。
本読んでの驚きは以下のポイント。
① ドイツを除くヨーロッパの住宅バブルが米国以上だったこと。
② ドイツに金融機関が、整理統合されず、多いままだったこと。
③ ドイツで住宅バブルが起きなかったのは、90年代の東西統一によるブームが起こったあとだった。
④ 外需型のドイツは、バブル崩壊後の日本と共通点を持っている。危機後の悪影響を引きずっている。
⑤ 金融に支えられたアイルランドとスペインの経済成長が目覚ましかったこと。また、これらがEUの住宅市場をけん引した。
⑥ スペインでは、日本同様、非正規雇用の割合が高かったこと。
⑦ バルト3国・ハンガリー・ポーランドの欧州新興国が抱える問題は大きい。(金本位制度みたいなユーロペッグの功罪)
⑧ 財政赤字をGDPの3%以内、政府債務をGDPの60%以内という「マーストリヒト基準」の存在
⑨ アイスランドの短期対外債務は国家予算や外貨準備資産をはるかにうわまっていたこと。価値が落ちることは当然、最悪のケースでは預金は凍結される。
⑩ スイスの銀行資産は、2007年でGDPの7倍ある。






欧州迷走/白井 さゆり

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日本と米中の違いを「インタジブルス」に求めた。
金銭的なものに価値を求める米中とそうではない日本の価値観の存在。
このデフレ継続の世の中、「インタンジブルス」は生き残れるのかというのが当方の正直な気持ちである。
消費者が日本国内から、新興国に変わりつつあるなか、この価値観は価値を生むものなのか、
いろいろと考えてしまう。

面白い指摘があった。
海外にあって日本にないもの、「自分(の精神)」「輪廻(の思想)」「最後の審判(という思想)」。
日本にしかないもの、「許し(みそぎ)」「世間様」「お上」。

「見えない資産」の大国・日本 中国、アメリカにはない強みとは/日下 公人

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スタバックス1号店のアルバイトから経営者に登りつめながら、成長していく著者を描いている。
非常に重要なことをさらりと書いている。何か躍動感を感じました。自分でブランドを作ることに目覚め、次のステージで活躍していく姿が目に浮かびます。

一方、店舗展開型のビジネスが人に与える限界効用は逓減すること、イコール(キャッシュフローを食うだけ食って)成長が止まることに何か通ずるものを感じてしまった本です。


人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語/黒石 和宏

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