世間の思い込みは、実際の統計で見ると、意外に違うものだ。
印象に残ったものだけ、買いておきます。

① 労働時間あたりのGDP成長率はほぼ一定で年2%弱。(日本の労働生産性は低下していない)
② 貧富の拡大は日本では起こっていない。
③ 小泉政権の構造改革が地域差を生んだということは確認できない。
④ もともと日本には貧富差があったことが確認される。
⑤ 日本が高齢化が進展しても、今後50年間0.5%のネガティブインパクトでしかなく、GDP成長率がそれを十分に吸収できると見れる。(前提としては、高齢者も女性もこれまで以上に働くこと)
⑥ 人口増より、むしろ就業人口と労働時間増が重要。
⑦ 不況下でも上昇した25-34歳女性の就業率。
⑧ 景気回復と若年層の雇用対策はそれ自体としても重要だが、少子化対策としても重要である。
⑨ アヘン戦争時の中国GDPは、英の3倍、日本の5倍だった。日本が中国を追い抜いたのは第二次大戦後であった。
⑩ 90年代の日本は、円の上昇によって国際的に見た賃金水準が上がり、海外のものを安く買えるようになった半面、仕事を失うことになった。








新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学/原田 泰

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