2014年3月31日より開始されるNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」

舞台は山梨県。


私の愛読書は赤毛のアンですが、私と赤毛のアンの出会いについては別記いたします。

さて、この花子とアンには、主人公、安中はな(ドラマでは安東はな)が戦時中にカナダの宣教師より「Anne of Green Gables」をもらい、それを守り抜き、翻訳するも、出版の当てもなく、戦後を迎え、その後昭和28年に「赤毛のアン」として出版することになるわけですが、

花子はこの本以外にも「少女パレアナ」や「フランダースの犬」「若草物語」など、フジテレビ系列で放映されていた世界名作劇場との縁もかなり深い人物だったりします。偶然にしてはすごい気がする。


村岡花子が東洋英和女学校に在籍中、柳原白蓮(当時:柳原燁子[あきこ])と衝撃的な出会いをする。

それは花子が16歳の時で、燁子はこの時23歳であったそうだ。

その3年後の明治44年に燁子は炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門と政略結婚させられることになり、花子のショックは大きかったそうである。そんな炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門邸へ行ってきたので、ここで紹介したい。


写真も撮ってきたのですが、あまりに多いので一部だけ紹介しようと思う。


まずは表玄関

walterのブログ-表玄関

次は書斎

walterのブログ-書斎

中庭

walterのブログ-中庭

燁子と天皇家との関係を証明づけるもの

walterのブログ-天皇家との関連その2
白蓮の部屋

walterのブログ-白蓮の部屋
庭から見た伊藤伝右衛門邸
walterのブログ-庭からの伝右衛門邸

最後に伊藤伝右衛門邸で見つけた御菓子を紹介しようと思う。

この御菓子、二年半ほど前知人が持ってきていただいたものであるが、この御菓子はふじい庵 という御菓子屋さんのご主人以外、誰もそのお菓子の製法を知らなかったのである。その後この御菓子を作っていた御主人が亡くなり、「店は閉めたのではないか」という話を聞いていたのだが、その御菓子と再びこの場所で出会うことが出来た。

村岡花子と柳原白蓮の親しい間柄を知り、この伊藤伝右衛門邸へ立ち寄らせていただいたのだが、まさかここで出会うとは思わなかった。

ちなみに現在この御菓子は御主人の妻と、その間に生まれた娘さんの二人で作っているのだそうである。


walterのブログ-ふじい屋の御菓子
5個で800円といい値段であるが、その価値に見合うだけのある御菓子であるとだけ言っておきたい。

このサイトは世界名作劇場「赤毛のアン」及び、NHKで放映された「アボンリーへの道」シリーズ、2014年4月から始まるNHK連続テレビ小説「アンと花子」のことを主に綴るブログです。


しばらくは赤毛のアンとアボンリーへの道の2つのシリーズを紹介する予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。