日焼けサロン
アルマンは生まれてすぐにNICU(新生児集中治療室)に入りました。保育器に入れられたアルマンの口には胃に到達するチューブ、鼻には弱い呼吸を補助するチューブ、胸にはモニター、腕には点滴の針が。出産して数日後(自分も入院中)、面会に行くと青色の光を照射されていました。何事かと思ったら、朝の血液検査で黄疸が出たので、LEDの光を当てる治療をしているとのこと。赤ちゃんにはよく黄疸が出るのであまり心配はなかったのですが、やはりちょっと心がざわつきました産科病棟に戻り看護師Hさんに伝えると、「日サロ行ってましたか~」フフッと笑えて心が軽くなりました。NICUの看護師Nさんは、在宅酸素療法の酸素濃縮器のアナウンス(「0.25リットルです。」等、喋るのです。)を「ブルゾンちえみの喋り方に似てるよね~」そういう些細な冗談が、張り詰めた緊張をちょっと和らげてくれました。別室にいた私のところに大急ぎで駆け込んできて、「アルマンくん、光は感じてるみたいですよ」と嬉しそうに伝えてくれた看護師Aさん。1ヶ月や2ヶ月の区切りに足形や手形で素敵なバースデイカードを作ってくれたIさん、私の苦しい心の内を涙を浮かべながら聞いてくれた助産師Fさん、看護師Hさん、Kさん、Nさん・・・アルマンを可愛い可愛い、とお世話してくださった皆さん。産科とNICU/GCUと小児科にお世話になりましたが、み~んな良い人ばかりですごくラッキーでした。ただ、アルマンの主治医が、アルマンの父親を傷付け、激怒させた出来事がありました。初対面で、立ち話で前置きなく、単刀直入に「blindです」と言われたのです。(私が不在の時でした。)主治医は私より若くて経験が浅いこと、夫が外国人だから誤解がないようにハッキリとという配慮でされたことですが、こういう大変sensitiveなことを聞くには、心の準備が必要です。目だけはどうか見えるようにと毎日祈っていたところだったので大変なショックを受けました。医療関係者の方のひと言は患者とその家族に多大な影響を与える、という意識を強く持っていただきたいです。