Piano Man:小さな幸せ
いつものことですが、完全に独り言です。単なるメモです。Piano Man - Billy Joel (Live in Tokyo)- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.comIt's nine o'clock on a SaturdayThe regular crowd shuffles inThere's an old man sitting next to meMakin' love to his tonic and gin土曜の9時馴染みの顔が集まりだす僕の隣には一人の爺さんジントニックだけが恋人らしいHe says, "Son, can you play me a memory?I'm not really sure how it goesBut it's sad and it's sweet and I knew it completeWhen I wore a younger man's clothes"彼は言う「あの思い出を弾いてくれないかどんな曲だったかは良く覚えていないが切なく甘酸っぱくて 昔はソラで歌えた俺がまだ流行りの服を着てた頃の曲さ」La la la, de de daLa la, de de da da daSing us a song, you're the piano manSing us a song tonightWell, we're all in the mood for a melodyAnd you've got us feelin' alright歌ってくれよ、ピアノマン今夜の俺達の為にみんな思い出のメロディに酔いしれたい気分なんだお前の歌声は最高だNow John at the bar is a friend of mineHe gets me my drinks for freeAnd he's quick with a joke or to light up your smokeBut there's someplace that he'd rather beこのバーにやってくるジョンは僕の友達飲み代は彼がもってくれる気の利いたジョークを言いながらタバコの火をくれる本当はこんな所でくすぶってるような奴じゃないHe says, "Bill, I believe this is killing me."As the smile ran away from his face"Well I'm sure that I could be a movie starIf I could get out of this place"彼はいつも言う「俺はこのまま死んでいくんだろうか」笑顔が消え失せた顔で「俺は映画スターにだってなれるはずなんだここから這い上がれたら」ってさOh, la la la, de de daLa la, de de da da daNow Paul is a real estate novelistWho never had time for a wifeAnd he's talkin' with Davy who's still in the navyAnd probably will be for life不動産ブローカーのポールは自称作家先生忙しくて結局結婚も後回しそんな彼の酒の相手は海軍で働くデイビーそしてデイビーは多分一生海の上And the waitress is practicing politicsAs the businessmen slowly get stonedYes, they're sharing a drink they call lonelinessBut it's better than drinkin' aloneウェイトレスが政治家にでもなったつもりで語る横で客のビジネスマンはマリファナを吸うそう、孤独という名の酒を分け合って独りで飲むよりはマシだろうSing us a song, you're the piano manSing us a song tonightWell, we're all in the mood for a melodyAnd you've got us feelin' alright歌ってくれよ、ピアノマン今夜の俺達の為にみんな思い出のメロディに酔いしれたい気分なんだお前の歌声は最高だIt's a pretty good crowd for TokyoAnd the manager gives me a smile'Cause he knows that it's me they've been comin' to seeTo forget about life for a while今日の東京はなかなかの盛況だマネージャーも満足そうに微笑んでくる彼は分かってるから 僕が客寄せパンダだってみんな少しの間だけでも全てを忘れて音楽に酔いしれたいんだAnd the piano, it sounds like a carnivalAnd the microphone smells like a beerAnd they sit at the bar and put bread in my jarAnd say, "Man, what are you doin' here?"ピアノの響きはカーニバルのような盛り上がりマイクからさっき飲んでたビールの匂いがする客達はいつも僕にチップを弾みながらこう言うんだ「お前は何でこんな所で歌ってるんだ?」Oh, la la la, de de daLa la, de de da da daSing us a song, you're the piano manSing us a song tonightWell, we're all in the mood for a melodyAnd you've got us feelin' alright歌ってくれよ、ピアノマン今夜の俺達の為にみんな思い出のメロディに酔いしれたい気分なんだお前の歌声は最高だ恥ずかしながら、私はピアノマンの歌詞を今まで知らなかったのですが、数日前にタイトル曲に Honesty を使った結果、こちらの楽曲がフィードに上がってきました。食器を洗いながら耳に入ってきた歌詞。聞き入っているうちに、私はとある会話を思い出していました。確かジミンがテヤンとコラボ楽曲をリリースした頃のシュチタで、「小さな幸せを大切にしないといけないと自分に言い聞かせて生きている」というようなジミンの発言にユンギがひどく納得したように同意するという場面。BTSがスーパースターなのはわかってたけど、久しぶりに彼らのスーパースターぶりをここで意識したように記憶しています。シュチタは基本的にメンバーが出ている回しか視聴してなくて、それらの内容もあまりよく覚えていないのですが、誤解を恐れずに言うと、過去回想とBTSに対する自画自賛が多くて正直なんとなく見る気が失せる箇所もありました。BTSが一番おもしろかったのって、もっと「今」に夢中でハングリー精神剥き出しの頃だったよなぁとぼんやり思ったり。でも彼らは、そういう時代を確かに生き抜いて、今やお酒を飲みながら過去を回想する余裕までできて、「小さな幸せを大事に」なんてことを自分に言い聞かせないと、大きな幸せにばかり執着してしまうところまで山を登り切って満たされてしまったのだということを、私が明確に意識させられた会話として上記シュチタは心に残っていたのだと思います。翻って、このピアノマンの歌詞。かつてのBTSメンバーはきっと、ここに出てくるピアノマン、あるいはジョンやポールやデイビーのように歳をとり、最終的にジントニックが唯一の恋人だと笑われる虚しい老人になってしまうことを恐れていたはず。まだ若かったからそんな風には思っていなかったかもしれない。そうはなるまい、絶対にてっぺんを勝ち取ってやる、というもっと前向きな気持ちだったかもしれない。でもこういう現実を生きている人間が世の中の大半だって、てっぺんにいるときっと忘れちゃうんだろうな。だから、築いてきたもの、守ってきたものが一瞬で消え去りうるものだということを、たまに実感するような出来事が、どんな人間も必要なのかもしれない。でもできれば、誰も傷つけることなく、自分が大切にするべきものに気づける人間でありたい。台風に耐える竹のように、どんな時もしなやかで謙虚でありたい。自分の幸運に胡座をかくことなく、日々感謝できる人間でありたい。受け取った温もりをしっかり胸に抱えて、いつでも隣にいる誰かを温められる湯たんぽみたいになりたい。(今夏ですけど!)そしてできれば、いらない欲は忘れて、与えられた道に素直でありたい。いずれ土にかえっていく命のように。そんなことを考えさせられる今日この頃です。