愛犬と散歩しているとき、





つい、
キレイだね〜なんて、
話かけるのだけど…





考えてみたら犬の視界って、
白黒っぽく2色にしか見えていないとか?
オレンジ、赤、緑系は、
全部黄色っぽく見えるんだとか?
いくつかの説があるみたいで。
本当のところどうなのか?は、
犬になってみないとわからないものの、
研究の範疇でわかっているのは、
人間が見ているような、
色彩鮮やかな視界ではない…
ということらしい。





この子にはいったい、
どんな世界が広がっているのやら。
ねぇ、何見てるの?




ときどき、
何故そこ?って場所にこだわったり、
しばらく動かずにジーッと見つめていたり、
空中をあちこち目で追ったりしている。
人間のわたしからは意味不明なことも多々。





寝起きや就寝前は、
寝ているわたしのお腹の上に座り、
わたしの頭上を見ているのだけど、
その様子が毎回面白い。
人間の肉眼では、
虫一匹も見えてないのだけれど、
明らかに何かを目で追っている。
ときに高速で動く何からしくて、
首の動きが直角になるくらい激しいことも。笑
それに時々、
目をまん丸にしてびっくり顔をしたり、笑
わたしと空中を見比べるように、
視線が行ったり来たりする。
吠えたりすることはないのだけど。





愛犬のその様子を見るのが、
朝晩の楽しみにすらなっている。笑
人間には見えない世界を、
見ているのかもしれない愛犬の、
目の動きに合わせて、
わたしも一緒に空間を眺めてみたりする。
何も見えませーん。笑




えへっ♡




毎朝、
愛犬にもヒーリングをしているのだけど、
これがかなりお気に入りのようで、
朝ばかりか四六時中おねだりしてくる。
隙あらばわたしの前にやってきて、
ちょこんと背中を向けて座っては、
やってくれアピールをする。




ヨガしようと座ると、すかさず。笑



まだですか?とばかりに振り向くし。笑



わたしの腕に手を掛けて、
やってよ〜とグイグイ引っ張ったりも。
一日に何度この場面を目にするやら。笑





きっと人間みたいに、
頭でごちゃごちゃ理屈を繰り広げないぶん、
動物はダイレクトに、
ヒーリングを感じとっているのかも?
毎日話しかけて育てると、
植物がイキイキ育ってくれるのも、
そういうことなのかもしれないなぁ?
人間も毎日優しい言葉をかけられたほうが、
イキイキ暮らせるのだと思う♪





人間特有の理由と理屈で判断して、
動物の気持ちを推し計ったりしがちだけど、
本当のところどうなのかなぁ…と、
感じることも少なくない。
自分が人間だから、
人間視点でしかとらえていないのだろうし。






人間同士であっても、
同じものを見ているわけでも、
感じているわけでもなくて、
人によって違っているのだろうけど…
何故か同じだと思ってしまいがちなのは、
きっと自分を普通として考えているからで、
自分がそうだから他人もそうなはず…と、
ついどこかで、
そう思ってしまってるからなのかも。
人間同士でもそうだけど、
案外これを動物や植物にもやっていたりして?
実際はそんなことはなくて、
他人の見ている世界、感じている世界は、
その人の身体に入って、
その人間になってみないかぎり、
わかるはずがないのだと思う。
決めつけたりなんて出来ない世界。
そう思えば、より平和な気がする〜





" 普通は… " なんて言葉を、
人はよく使ったりするけれど、、、
" 普通 " っていう概念も感覚も、
個人によって違っていたりするのだから、
" その人にとっての普通 " 
ということに過ぎないのだろうなぁ。





同じ人間であっても多様種、
動物も植物も多様種、
きっと見えていないものも多様種?、
見ているもの、感じているものが、
それぞれ違ってる別世界の住人だけど、
それでも、
このひとつの空間を共有していると思えば、
みーんな仲間で、
空間家族のように思えてくる。





この空間の中には、
無限のバリエーションが存在してるんだなって思えて愉しい。
愛犬が日々目で追っているものの正体は、
何だかわからないし、
人間のわたしには見ることが出来ないけど、
その様子を観察しつつ、、、
わたしも見てみたい、
感じてみたいと思いながら、
共にボーッと空間に浸っている時間が好きだ。



 

一緒に歩いてるときは、
しょっちゅう見上げたり振り向いて、
わたしを確認する愛犬。
何を思っているのかなぁ?
わたしの顔はどう見えてる?笑




暗闇での視力はむしろ、
人間よりも優れているらしい。
それでも夜の散歩では、
暗いから気をつけてね…なんて、
つい口にしてしまう。笑
守っている気でいるわたしのほうが、
実は守られているのかもしれないのに。笑
人間には見えない世界を見ている愛犬の方が
いろいろ察知していて、
わたしを護衛しているつもりなんじゃ?って、
感じる場面も少なくない。
愛犬の気持ちは、
愛犬になってみないとわからないけれど。笑





実は勇敢なボディガード?!笑




物心ついたときから自宅には犬がいて、
当時は大型犬で外に。
その後も犬のいる暮らしが長い。
犬との暮らしがあたりまえだった。
遊び相手で、話し相手で、
言葉が交わせるわけでもないのに、
人間よりむしろ、
気持ちを察してくれているように、
子供ながらに感じていた。
言葉じゃないところで交流している感じが、
好きだった。
必要なときにそっと、
無言で寄り添ってくれる感じが心地好かった。
その気持ちは今も変わらない。 





その気持ちを教えてくれた、
歴代の愛犬たちを愛しく思う。
早いもので今の子も10年目を迎え、
愛しさが増していくばかり。





何を見ているのかな?
何を感じているのかな?
キミが見ている世界、
感じている世界を、
出来るかぎり共有したいと日々思う。
トリミングサロンでいただいた一枚♡




キミの見ているもの、
感じているものに、
毎日、興味深々。笑