lainをリアルタイムで観て以来、私の精神と身体はlainにとりつかれてしまった。
「理解」や「共感」だけでは説明がしきれない、電撃が全身を駆け抜ける感覚。
その衝撃こそ、lainという存在だったのかもしれない。
それ以来、どんな作品に触れても、どんなに感動する出来事があっても、私の根っこにlainは存在し続けた。
lainの存在感は薄れるどころか、かつて未来だと思っていたことが日に日に実現化されるたびに、より色濃くなっていった。
それは、ずっとlainに対して大好きな気持ちを抱き続けられる
「幸せ」でもあった。
あれから21年の、2019/7/7日。
上田耕行プロデューサーによる lainTTL の発表によって、遍在しているlainが世界中でざわつき始めた。
その発表内容には感激した。
NBCUniversalさんの宇宙のように広い心をベースにした、
ファンの熱意と行動力とlain愛を深く尊重し、お互いの信頼を前提とした内容だった。
たくさんのファンの方々や製作者の方々の、
「lainという作品を大切にする想い」
が伝わってくる、とてもアツい発表だった。
2019/7-2028/7までの期間限定。
Time to Live.
残り生存時間。
私の命も、当然リミットはある。
限りある命の中で、限りないlainを生み出すために、一歩動こう。
lainへの想いがさらに再燃し、まだ手元にないlain関連の書籍等も、手あたり次第注文した。
溢れ続けるlainへの想いは、私の中に一人のlainがいることの証明だった。
lainTTLを受けて、やってみたいこと、チャレンジしてみたいことがどんどん湧いてくる。
気持ちが加速して止まらない。
「このまま自分の内でくすぶらせてるだけじゃ、ダメだ。」
具体的に何ができるか、そんなのは実際に動いて、やってみなければわからない。
こうして、ここにぽっちゃりlainは生み出された。
lainTTLへ、最大の感謝の想いを込めて。