2022年 7月 3日(日)


夫が今日食べられた物

:飲むヨーグルト 桃 おじや 

:ミカン

:おじや スイカ


今日の出来事

​やはり…副作用が始まった。


昨日の退院の1日が、何日分にも思えてしまう。

今日は、疲れ過ぎてて、夫の一言に大泣きしてしまった。

一緒になって18年。こんな風に泣いたのは初めてかも知れない。


夫も退院後の疲れはあるものの、今朝はまだ食欲があったのだが、お昼過ぎにLINEすると、全く食欲が無く、お腹が張って苦しい。具合が悪いからずっと寝ている。と返事があった。


私も仕事が忙しく、とりあえず、少し早めに上がらせてもらって、帰り道に大急ぎで買い物。

帰宅後は、座る事も無く、そのまま夕食の準備…なんて、これはずっといつもの事なのに。


年々、私も年をとっているわけで、本当の事を言えば仕事だけで精一杯。もうクタクタで帰宅しているけれど、夫はいつも、「焦らなくて良いよ。」と、基本、言ってくれるから、頑張ってしまう。

だけど今日は、夫も凄く具合が悪かったんだと思う。


だけど…掃除、洗濯、料理などの家事一切を、夫はやった事が無い。トイレ掃除だって、ペットボトルの中を洗って剥がして潰して分別する事だって実際やった事は無いし、スイカの種を取ってカットすることだって、多分無いだろう。

何気ない小さな"めんどくさい"事を、日々膨大にやっている事は、薄々分かっているけれど、やる事なく今まで過ごしてきた。


それが悪いとかではなく、そういう人も居ると言う事。私もそれらを苦なくやってこれたし、皆んなそうだよ…と言ってくれる人も多いだろう。


だが夫が発症してからのこの数年、自分自身、ごまかしが効かないくらいに体力の衰えを感じるし、あちこち痛かったりするのも、何とか気力だけで補ってきた。


もう若い頃のようにはできないのに、無理し過ぎな自分を感じる。

実はこの1年半で14キロ痩せてしまったのも体力低下の原因だろうし、この暑さで特に今日は疲れていた。


実は今朝は6時に起きる予定が、5時頃トイレに起きたら、夫が服が濡れていると言うのでみたら、オムツをしてもらっているのに漏れてしまったみたい。

シーツや掛け布団の交換に着替え、洗濯などを出勤前にこなした分、全部の疲れが涙になって流れてしまったんだと思う。


これから先の介護を考えると気持ちが重くなる。

けれど、今日もホース付き尿瓶を洗いながら、これが何年も続いてくれれば良いのにと願う自分もいる。


めちゃくちゃ元気になって欲しいなんて贅沢は言わない。

お前と一緒にいられて幸せだよと、これから先も言ってくれるのを聞いていたい。