昨年からずっと気になっていたのですが
最近特に気になっていることがあります。
以前、このブログにも
少しだけ書いたのですが、
それは日本の経済についてです
20代の頃に少しだけ
投資をしていた経験があって
海外に行ってから
すっかりご無沙汰になっていたのですが
昨年あたりから、
また再開しようかなと思って
情報を集めていました。
それで、ひとまず2023年は
円高になるのか円安になるのかを
いろいろ調べていたら
日本の財政問題に辿り着きました
ここでは敢えて専門的な話は省きますが
あれ?思ってた以上にヤバくねーか?
というのが正直な感想です。
学生時代に理論を勉強していた時に知って
結構ショックだったのですが
もうずいぶん前から日本の財政は
自転車操業状態だったんですよ
(借金を借金して返すっていう)
ただ、経済が拡大していたり
景気が良い時はまだマシだったんですが、
少子高齢化の進行などで歳出は増えるのに
財政問題はそのままで国債発行は拡大していくばかり。
わたしが学生だった2000年頃でも
すでにテレビではこれからの財政問題をどうするのかと騒がれていました。
あれから、早20年、
なんにも解決されていないどころか
悪化していくばかり
もはや日本潰したいんかな?
とさえ思えるレベルです。
ちまたでは2013年あたりに
日本の財政は破綻する
と言われていた時期もあったのですが、
(正確には破綻しませんが
通貨価値は暴落します)
そのタイミングで
異次元緩和が開始されました。
(わかりやすくいうと、それまで以上に
もっとお金をたくさん刷ったということ)
カンタンにいうと💡
お金がたくさん世の中に出回ると
みんなが使うお金が増えて
景気は良くなるのですが、
お金を刷れば刷るほど、
その価値は下落していきます。
(なぜなら、モノが余るほどあると
価値が下がって値打ちがなくなるのと同じで
お金もたくさん刷ると価値が下がるので
適切な量を供給できようにコントロールする
ことが大切なんですよ)
名目上の目的は日本経済の活性化
ということだったと思うのですが、
個人的には財政の延命措置のために
始めたのではないのかとも思っています。
それにより本来あるべき姿に
歪みが生じているので
どこかのタイミングで
その歪みが是正されるのではないかと
思います。
そして、そのタイミングが
まさに現在なのかと。
本来、日銀のような中央銀行は
インフレが起こった際に
インフレを抑え込めるように
対策をするための組織でもあるのですが
(だから現在米国の金利が上がってますよね)
異次元緩和を始めたことで
それができなくなってしまっています。
(それすると逆に日本経済が危なくなるから)
だから、いまのままいくと
インフレはもっと進みます。
(たくさん刷ったお金を回収できないから)
見解は専門家によっても異なるので
正直答えはなくて結果で判断するしかない
のかなと思いますが、
かなり危ない状況なんじゃ
ないかなと危惧しています
詳しく知りたい人は
小幡先生のコラムがわかりやすいので
リンク貼っておきます。
まさにこのシナリオ通りに
現状進んでいっているのですが↓
上のコラムにも書いてくれていますが、
現在、日銀vsファンドの攻防が
すでに始まっており
日銀がどこまで耐えられるかが
焦点でしょう🤔
運良く無事逃げ切れたらラッキーくらいの
レベルだと思います。
で、結局なにが言いたいのかというと
もし日本の経済に
突然なにか起こったとしても
理論的にちゃんと理由があって
今までの歪みがみえるカタチとなって
突然現れただけだよ、ということです。
そして、なにか起こった時は
わたし達の生活に経験したことのない
計り知れないダメージが出ます。
イメージしやすくいうと、
バブルの時のような感じですが、
たぶんもっと深刻な状況になるかもしれないですね。
個人的にはどこかでなにかしらの
インパクトが起こるのではないかと
思っていますが、
今日伝えたかったのは
そういうリスクもあるよ、と
知っておくことも大事なのではないか
ということです
ひとつ考えるきっかけになって
もらえればと思い書きました