年々と増加する地球の人口。

2019年時点で約77億人いるとされています。




環境問題とならび人口増加に伴う

大きな問題が食糧問題。


今日は、その食糧問題の解決に向けて

挑戦する培養肉についてお話したいと思います。




みなさんは、ベジミート食べたことありますか?いわゆる代替肉と呼ばれ、大豆や野菜を原材料として作ったお肉のようなものです。


お肉が食べられないベジタリアンの方やお肉が苦手な方に人気の食材ですね。




最近は、以前よりずっとベジミートの研究が進んでベジミートだと知らずに食べると本物のお肉と思うくらいの味や食感を再現できるようになったみたいです。




以前、このブログでも紹介したBurger King impossible whopper はベジミートで作られたハンバーガーでした。






実際、わたしも食べましたが、知らずに食べると普通のハンバーガーだと思いますね(笑



しかし、ベジミートは、お肉ではありませんよね。そこで、本物のお肉を再現するべく培養肉が生まれたのです。





もともと、培養肉は再生医療の技術を応用して作られたものですが、将来は現在わたし達が食べているお肉に代わって、培養肉が一般的になる日がくるかもしれません。




培養肉は、その名のとおり、牛や豚などの細胞をもとに、培養液でその細胞を育てて、お肉を作ります。



そのため、お肉を作るときに家畜を処分する必要がなく、また家畜の細胞だけでお肉を作ることができます。




現在、世界で生産されている穀物の1/3は家畜の食料として消費されています。将来、培養肉が普及することでこの穀物の一部を家畜でなく人間の食料にまわすことができます。



また培養肉は室内で作られるため、現在流行しているコロナウイルスのような感染症が拡大する恐れもありません。




2020年現在まだ研究段階ですが、2013年には培養肉のミンチ肉が、2019年にはフォアグラやステーキ肉が開発されています。



実用化は2025年になる予定ですが、

2040年には培養肉が市場の1/3のシェアを占める予測です。



いまはまだはっきり分からなくても、

いつかそう遠くない未来に培養肉が当たり前になる時代が来るかもしれません。



みなさんは、試してみたいですか?