こんにちは!中国国家認定高級中国茶芸師、高級評茶員の大和由美子です。

 

先週末に食べたおやつ

imprestionお茶のマカロンです。

福岡の八女新茶玉露と京都の宇治抹茶を使用したマカロン。

玉露の方は能古島のブラッドオレンジ、宇治抹茶の方には熊本のパッションフルーツが合わせてあります。

このマカロンをお店で買った時から、頭の中はなんのお茶を合わせるかという事でいっぱいになりました。

 

皆さん、お茶味のお菓子に、どんな飲み物を合わせていますか?

牛乳、豆乳、それともコーヒー?

茶芸師としては、やっぱりお茶を合わせたい。

 

一番最初に思い浮かんだのはキームン。

キームンは世界三大紅茶の一つ、中国の安徽省で作られている紅茶です。

キームンの仄かに香るスモーキーな感じと、お茶とフルーツのマカロンは合うのでは?と思いました。

が、残念ながら我家には今キームンがなかったガックリ

 

セイロンも良さそうだけど、どうせだったら中国茶が良いなぁ...と思って選んだのが武夷山の岩茶「肉桂」。肉桂は日本語だとニッキです。もちろんニッキが入っているわけではなく、あくまでもほんのりとしたニッキ(シナモン)のような香りを持ったお茶。味わいはかなりしっかりしています。

さあ、どうか!?

 

ベストマッチではありませんでしたが、あり音譜という感じ。

でもやっぱりキームンの方が合うかなぁ。

 

何回も食べているお菓子だと、割と簡単に今日はコレ!とお茶が決まるのですが、初めて食べるお菓子は味を想像しながらなので「私はこの二人、合うと思うんだけどどうかしら?」とちょっと仲人的な感じ(笑)

でもその行程もとても楽しいラブラブです。

 

いつもお菓子を食べる時にきちんとお茶を淹れててすごいですね、と言われるのですが、それは茶芸師だからというよりも美味しい物は出来るだけ美味しく食べたい!という食いしん坊魂のなせる業です。

 

私はimprestionのお菓子が大好きなのですが、それは作り手が素材にこだわり、食べ手の事を考えて丁寧に作っているのが伝わってくるから。

お菓子に限らず、丁寧に作られた美味しい物を頂く時は、素材の生産者さんも含めて、最高に美味しい物を作ってくださった方達に対して、私も良い食べ手でありたいといつも思っています。

 

ちょっと話しがそれましたが、おやつの時はきちんとお茶を淹れて、ゆっくり味わいながら頂くと満足感も得られるので食べ過ぎ防止にもなってお勧めですよニコニコ

 

蓋碗出張茶会のお問い合わせ蓋碗

5名様以上から、お一人3000円にて承っています(会場をご提供頂く方のみ1500円にさせて頂きます)。基本は4種類のお茶とお茶菓子付き。

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