日本では点をとる選手や、攻撃の選手が好かれやすい。サッカー自体が点をとるスポーツなので、理解できる。
サッカーはゴールを目指す攻撃陣を抑え込むDFがいてこそ面白い、そう思う。
DFはとても面白い。
DFの選手は、ミスが許さない。試合のほとんどの時間を守らなくてはいけないゴールの近くでプレーするからだ。
FWがシュートミスを一回するのはあまり怒られない、DFがパスミスをすると怒られる。
同じ一回のミス。
この責任感がたまらなく、面白い。常にミスしてはいけないという状況でプレーをする、当たり前のことを当たり前にする。
とても大切なことで、これが常に求められるDFは面白い。
194cmもある強靭な身体のハーランドに点を与えないようにどう立ち向かうか、100mをおよそ10秒で走るムバッペにどう対応するか、考えるだけでも面白い。
頭の中で考えて、どれだけカバーできるか?
どのようなポジショニングで対応するか?
いろいろな手が出てくる中で最適な判断を試合の何秒かでする。これほど面白いことはない。
サッカーは格闘技などと違って、体重や身長などの体格差を問わない。コンタクトもある中で大きな相手と対戦する時、体格差をものともせずにプレーする。体の入れ方、対応の仕方を練習で試行錯誤して戦っている。これもサッカーの面白いところ。
これ以外にもあるが、自分がプレーしているDF目線での面白さを書いてみました。