L'Arc~en~Ciel UNDERGROUND TOUR 2024 OSAKA-JO HALL 2/28.29



Day1
この日は退勤後すぐに城ホへ向かわなければ
グッズ受け取りや開演に間に合わない状態だった。
退勤時間ちょうどに打刻をする暴挙に出て
なんとか開演20分前には入場できた。







プレミアム特典がラウンドクッションと聞いていたのでショッパーを購入してて正解だった、でかい。

着席すると、久々の城ホのコンパクトさに衝撃を受けた。
前回が東京ドームだった為、
花道とステージの近さにしばらく放心。

放心しながらもステージを観察すると、
センターステージではお馴染みの360°に取り付けられたモニターがあり、
そこには豪雨で木々が揺れ動いている映像が映し出されていた。
UNDERGROUNDと銘打っている為、
会場内の雰囲気はどことなく暗がりで、
悪天候の中、雨宿りしてるようなイメージだった。

定期的に注意事項の場内アナウンスが流れ始め、
またその声が良い意味で形式的な、
執事のような落ち着きを払った声で、表舞台ではない空気を感じさせる。
1曲目でバングルライトを光らせてはいけないという事前告知まであった為、
ライヴが始まると席の案内に制限がかかる旨の注意が流れる。

開演10分前に、今回グッズで販売された
L’ライトの点灯確認が行なわれた。
今回のライトは自動制御型の為、電源ボタンをONにしていれば勝手に光を変えてくれる仕様だ。
実はこれとてもありがたい。

18時30分開演予定で、数分待っていると、
会場の照明がその数分をかけて暗くなっていってるのに気づいた。
なんと芸の細かい(言い方)
ラルクのライブ演出は集中していないと
全てを把握できないほど細かいので
とても見応えがあって良い。 

モニターの雨が止み、黒のローブを纏った4人が
洋館の中を進んでいく。
一羽のカラスが咥えていた一粒の種、
それが落とされると
その先にはひび割れた地面に印字された今回のツアーロゴ。
洋館の扉が開き、光の中に消える4人。

18時36分 開演

1.All Dead
ポーン、とピアノが聴こえ
数回鳴った後、All Deadと確信。
悲鳴にも似た歓声が各所から聞こえる。
スクリーンの中にいる4人の影が浮かび上がり
そのまま演奏が始まった。
最初からAll Deadで客席もAll Dead(伝われ)

幕でステージの全貌はわからないが、
照明でステージが正面ということはわかった。


2.EXISTENCE 
幕が落ち、4人が姿を表す。
(ちょっと待てhyde軍帽被ってないか???)
AWAKEの民こと、私。大歓喜。
さながらAWAKEツアーの出立ちで現れたhydeに
歓声という名のほぼ絶叫。
曲終わりに客席のL’ライトがチカチカと点灯し、
フラッシュをたいてるような演出がとてもよかった。

3.THE NEPENTHES
サビの色気。
hydeの声も去ることながら、
サビ前の来るぞ、来るぞという盛り上がりから
ベースとドラムの色気がすぎる。
snowdrop以外でトーキング・モジュレーターを
使ってるkenちゃんを見ることがない為、
あのチューブになりたいと目に焼き付けてた。

4.砂時計
この曲の虜になってギターのコピーを頑張っていた学生時代。
前回の東京ドームで披露されたLOST HEAVENが
あまりの衝撃で泣きすぎた結果、記憶が曖昧になってしまったのを反省し、
流石に泣くのは我慢できなかったが、
気合いを入れて全身で浴びようと試みた。
曲の美しさに圧倒され、フリーズしてL’ライトは振れなかったが、
しっかりとその美しい演奏を浴びることができたので
確実に健康体になったと思う()
特に2番から終わりまでのベースと間奏のギターで健康になった。

5.a silent letter 
kenちゃんの切なさ溢れるアルペジオ
曲全体の持つ優しさと、サビ終わりの♭が
不穏さを際立たせる1曲。
ドラムの合図でステージがゆっくりと回転し、
曲の終わりで止まった。(270°だったかな)

6.Ophelia
サックスを持ったhydeが現れる。
代々木ではもう一踏ん張りだったと聞いていたが
大阪1日目は拍手が起きていた。
ブログ主はCブロック1桁列だった為、
ちょうど横を向いているkenちゃんが見える位置だったのだが
赤いライトに照らされ、
椅子に座り煙草を燻らせてギターを弾く姿に
口を押さえたまま固まってしまった。
(色気の暴力では?あと、あの香りって煙草だよね?
遂にkenちゃんの副流煙を体に取り込めt (黙)

7.Taste of love
ベースが聴こえた瞬間の歓声。
てっちゃんのベースに付いているカメラで
弾いてる指が映し出され、
指フェチの民こと私、大歓喜(2回目)
ゆっきーの足元にもカメラがあり、
まるで踏みつけられる寸前のような映像に
地鳴りのような悲鳴が聞こえた。
hydeの足元には柵があり、
柵の下から覗いているような映像が流れる。
(なんだこれなんていうプレイだとても良いぞ良いぞ。
そうだ、柵の下に1つ席を設けてくれまいか言い値で買おう)

8.Voice
Dune祭りでも来たんかと思ったでな(急な関西弁)
なんで私の好きな曲知ってるんですか。
セトリが好みすぎた。
あと、椅子が飛んでた(モニターの話)

暗転
モニターの映像が、ツアーの空気感とはまた違う印象だった為、
このライヴは一貫したセトリではなく
構成を分けているのではないかと想像した。


9.Vivid Colors
先ほどまでのアングラ感とは一変し、
曲のタイトル通りの色で書かれた曲名が映し出される。
一緒に歌えるようにサビの歌詞がモニターに流れていた。
このツアーは私達ファンが声を出せるように
一緒に歌える曲が多かったように思う。

10.flower
私が初めて自分のバンドでカバーした思い入れの強い1曲。
hydeが座りながら歌っていると
背後からkenちゃんが近づいてきて
hydeの後頭部におけんけんランド状態。
気配に気づいたhydeが笑って一瞬歌えなくなっていた。


MC.
hyde:大阪ー!会いたかったかー!
嬉しい?嬉しいねぇ(この時の言い方まるで幼児に言ってるみたいでとても良かった)
すごいやかましくなったねー!
客:大歓声
hyde:すげーうるせー!w
客:wwwww

11.It’s the end
MC中にステージが反対へ回っていた。
ラルカジノの印象が強すぎる曲だが、
あれから約9年(え?そんなに経ったの?)
色気って、進化するんですね。
hydeのそれまでリズムに合わせて鳴らしていたタンバリンをサビ前にシャラララ〜って鳴らすところが好きすぎる(伝われ)

12.shade of season
客席側とは別の、ステージ内の上部にランダムで取り付けられたモニターに
ブラウン管が映し出され、そのブラウン管にもメンバーが映し出される。
目の錯覚を利用して、まるでブラウン管がステージからたくさん吊り下げられているかのような演出。

13.Blame
曲が終わって拍手していたのも束の間、
イントロが流れた瞬間、そのままフリーズ。
拍手していた手でそのまま頭を抱えた。
開始5秒で号泣。
これは全身全霊で受け止めなければ後悔すると思った。
国立のときよりブラッシュアップされたBlame。
際立ったベースやギターの素晴らしさはご承知のとおりだと思うが、
Blame教から言わせていただくと、
キーボードが良い仕事しててアクセントどころじゃ無いんですよ(どこから目線)
アウトロのてっちゃんのベースからkenちゃんのギターが入るところが大好物で、
kenちゃんのギターは私の酸素そのものだった
(大真面目に言ってる)


14.叙情詩
泣いたあとの心を落ち着かせてくれた、
ありがとう叙情詩()
心穏やかになる曲で、Blame後の叙情詩は
セトリの気合いの入り方を垣間見る。



既に長くなったレポートだが、
後半は次の記事で書きたい。