一人っ子は障害者だと言った先生 | 夢☆のお仕事日記

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人妻デリで働いています。
愚痴も楽しい事も正直にお話しします。

時々、家族とにゃんこの話もあります♡



私が中学生だった時、
年配の男の先生が言いました。

「一人っ子というのは障がい者と同じだ」、と

「子供というのは兄妹との間で
 人間関係を学んで行くものだ」、と

「一人っ子はそれを知らずに育つから
 人として欠陥があるのだ、」
そう言ったのです。


私は一人っ子です。

クラスの中にも一人っ子は数人いました。

今ならその先生の発言は
大問題になりますね。

一人っ子がどうとかそういう事ではなく

一人しか子供が出来なかった親の事情、
身体的な事とか、経済的な事とか、

そして一人っ子である私に
それを言われた所で
私にどうしろというのか、


はっきり言うけど
それを発言した先生のほうが

人としてどうなの?

と思ってしまいます。


当時はまだまだ子どもでしたから
反論も出来ずに内心落ち込んだものです。

そしてもともと内気なうえに
なおさら内にこもるようになりました。

目立つ事がイヤで
とにかく大人しく過ごしていました。


精神的なものが最初に表に現れ始めたのは
教科書を朗読させられた時でした。

声が震えて発音出来なくなり
絞り出すような声で教科書を読むのですが

とても苦しくなってしまい、
朗読など出来るものではありません。

とてもしんどいのに、先生も
やめていい、とは言わないのです。

だから朗読のある国語の時間は私には
恐怖でしかありませんでした。


次に現れたのは
人前で文字が書けなくなった事でした。

手が激しく震えてしまい
文字など書けたものではありません。

だから私は
人がいる所は大嫌いになりました。

今でも誰かと四六時中一緒に居るのは
ものすごく苦手で苦痛です。

(それがたとえ彼氏であったとしても…)
(程よい距離感が大切だと思います)

だから一人で居て寂しいと思った事は
一度もありません。

何日も人と会わなくても
何日も誰とも会話しなくても全く平気です。
てかむしろ快適♪


もちろん中学生の当時でもイジメはありましたが
身体的なイジメが無かったのは
幸いだったと思います。

陰口や悪口は相当あったと思うのですが
そこは私の頭の鈍さのおかげで
たいして気にはなりませんでした。

「鈍感力」も案外役に立つものです。


でも、大勢の人の中では
精神的にとても辛かったけれど
むしろ一対一の時は
意外とリラックスして対応出来たのです。


そんな性格が
今の風俗というお仕事をする上で
かえって性に合っていたのかもしれないと
今は思っています。