免許証の更新へ | 「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

青い空と青い海に囲まれて、今なお残るスペイン統治の面影。この国に旅してみたい、住んでみたいという方の参考になればと思います

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フィリピンのLTO(陸運局)はいかにもフィリピンらしい役所かもしれない

先日、免許証の更新に出かけた。
 
事前のメディカルチェックも、以前あったドラッグテストの採尿がなくなってからは、視力検査が主体で楽である。
 
フィリピンのLTO(陸運局)はいかにもフィリピンらしい役所かもしれない
先日、免許証の更新に出かけた。
 
事前のメディカルチェックも、以前あったドラッグテストの採尿がなくなってからは、視力検査が主体で楽である。
 
LTOでの手続きは、住所や氏名の変更がない限り、いたって簡単。
自分で申請書に書き込んだりする手間もいらない。
古い免許証を持参すれば、全て窓口の担当者がPCで処理してくれ、その場で写真撮影。
待ち時間も入れて5分で終了、以前よりかなりスピードアップしていた。

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しかし、受け取ったのは領収書だけで、免許証はなし。
台紙のプラスチックが無いそうで、すでにこの状態が何か月も続いているのか、領収書には用意されたゴム印が押してある。
「カード無しの為、運転免許証として有効。種別ノンプロフェッショナル、運転車両コード2、有効期限XXXXXX日」
 
実はこのようなことはLTOの常である。
フィリピンに移住して最初に日本の免許証から変更したときにも、カードの在庫がないとの理由で1か月以上も待たされた。
前回更新時には、PCプログラムの不具合で、自分の誕生年が2000何年かになっていて、後日、正しく訂正された免許証を取りに行った。
車のナンバープレートが新デザインに変更されたのに、何年たっても、一部の車にしか新しいプレートが交付されていないのも同様の問題だ。
 
カード不足なんて日本では絶対に考えられないことである。
のんびりというか、なんか、フィリピンらしさを象徴するような役所である。
 
他方、良くなっていることもたくさんある。 チョキ
前回更新時の免許証の有効期限は3年だったが、今回から5年になっていた。
昔は何時間も待ったが、今は待ち時間もほとんどなし。
 
高齢者優先もうれしい対応である。
メディカルチェックの時、申し込みをしてから、待ち人の最後尾に座ろうとしたら、前の人が「先へ行け」という。
列の先の方へ行ったら、別の人に、「シニアは先に検査室へ入れ」と言われた。
 
そのあとのLTOでも同様だった。
シニアということで、待つこともなく窓口へ。
 
ちょっと得した気分になった。
日本では高齢者の数が多いので、こうはいかないだろう。
 
 
 (参考) 免許証関係諸費用
仮免許証:317.63ペソ
免許証新規取得:820.26ペソ
外国免許証からの切り替え:852.63ペソ
免許証更新:652.63ペソ
同上、1日以上1年未満経過:727.63ペソ(但し、2年以上経過した場合は再試験)
LTO費用以外に、メディカルテストは約300ペソ。