駐車場とカジノを結ぶ階段を歩く犯人の映像(CNNより)
ミンダナオ島に戒厳令が出ているフィリピンだが、首都マニラにもISメンバーと思われる男が出没し、大惨事を引き起こした模様
場所は、ANAやセブパシが利用する空港第3ターミナル前のカジノ、リゾート・ワールド。
大型カジノラッシュに沸くマニラだが、同カジノは最初にできた大型カジノで、マリオット、マキシム、レミントンの3つのホテルを併設している。
事件の詳細は不明だが、マスコミ各社の報道に基づき、わかる限りの詳細を報告します。
なお、本件に関しては、在日日本大使館からも、速報として、在留邦人に対して注意喚起のメールが発送されています。
事件内容:
6月2日12:46am、最初の銃声が聞こえる。
犯人(単独犯)と思われる男は、M4ライフルと38口径拳銃を所持。
その後、カジノ内で火災発生。
犯人は、ゲームチップの保管してある部屋から、113百万ペソ(約2億5千万円)相当のチップを強奪
犯人は併設ホテル内において窒息死している状態で発見された。
今回の事故で、犯人を含め、37人が犠牲になった模様。
死者の多くは女性で、主に化粧室で見つかったとのことだが、死因は銃殺ではなく、火災によるもの思われる。
犯人はISISのメンバーと思われるが、ポーカーチップを強奪するなど、かなりのギャンブル狂と思われ、テロとは断定されていない。
(ニュースソース): CNN、RAPPLER、およびABS-CBN。
なお、本件とは関係ないが、ミンダナオ島の紛争を理由に、ドゥテルテ大統領の6日からの訪日はキャンセルされた。
本日の記事は、あくまでもマスコミ報道による途中経過で、最終的な報告ではありませんので、事実を誤認している可能性もあり得ますので、ご留意ください。