今年もツブラジイの季節がやってきた
写真は金華山、友人が送ってくれた。
ツブラジイといっても、馴染みのない方もいらっしゃるかもしれない。
「ブナ科シイ属に属する常緑高木。コジイ（小椎）とも呼ばれる」（Wikiより）
この季節、黄金色の花を咲かせ、見ごたえがある。
岐阜城のある金華山だが、そもそも金華山は稲葉山と呼ばれていたが、初夏に黄金色の花が咲き誇るさまを見て、いつしか、人々は金華山と呼ぶようになったという。
実際に見ると、満開の桜やモミジの紅葉とはまた一味違う、黄金色の美しさである。
さぞかし信長公もご満悦だったことだろう。
家にあれば 笥（け）に盛る飯（いい）を草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る（万葉集―有間皇子）
それにしても、この地方の人は黄金が好きなのかもしれない。
名古屋城の金の鯱は有名だし、岐阜駅前にも、何年か前に黄金の信長像が建立された。
ネットより拝借
ただし、こちらは私の趣味ではない。