品質差とはこういうことを言うのであろう
同じような塀だが、見た目の汚れ具合は歴然としている。
左は2年前の1月に塗装、右はご近所の壁だが、5年ほど前に塗装している。
右は、黒いカビ状のシミが浮き上がっている。
どちらもアルカリ系塗料だが、塗料よって大きな差が出るものである。
左は日本ペイントを使用、右はフィリピンでは一般的なBOYSENを使用と思われる。
実は我が家(左)でも、従来はフィリピン製のBOYSENを使用していたが、すぐに黒ずみ、大体3年ごとに再塗装していた。
現在の状況を見る限り、あと数年は塗り替える必要はなさそうである。
たかがペンキといえども、メーカーによって大きな品質差があることを実感する。
日本ペイントのペンキはHome Depotで取り扱っている。
雨や強い日差しにさらされる屋外では、少しでも耐久性の高いペンキを使いたいものである。
それらの心配がない屋内なら、BOYSENでも充分である。
なお、日本では、耐用年数の短いアクリル系は最近ではあまり使われず、ホームセンターではシリコン系のものが販売されている。 もちろん、その分価格は高い。
同じような品質差は他の製品にも当てはまるのだろう。
日比の物価を比較する際には、単純に価格を比較するだけではなく、その品質の違いも考慮しなくてはならない。