「チリからの報道によると、チリのムニョス外相は２３日、トランプ米大統領が環太平洋連携協定（ＴＰＰ）永久離脱を表明したことを受け、３月にチリで閣僚会合を開く考えを参加各国に伝えたと明らかにした。ＴＰＰに参加していない中国や韓国も招きたい意向で、米国抜きの新しい枠組みの在り方を探る構え」 （産経ニュース）
同じくTPP加盟国であるペルーも同様に中国やインドを加えた通商協定の締結を模索する考えを明らかにしている。
アジア市場が中国の草刈り場になってしまうのではという私の不安が的中するのかも。
「日米同盟こそ外交の基軸」と言い続ける日本、参加するにしても、米国抜きのフレームワークの中でリーダーシップを発揮することが出来るのだろうか？
参加しなければ、多国間通商協定が築かれていく中、日本は指をくわえているしかない。
さあ、日本はどう対応する？
ちなみに、2015年の日本の輸出先トップ10は、米国、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、ドイツ、オーストラリア、ベトナムと続く。